こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回は「寄付のご報告」と「寄付をする側の意外なメリット」について解説していきます!
私は4年前から積立NISAを開始し、年収350万円・貯金40万円から資産1000万円を達成した方法について「節約オタクふゆこ」チャンネルで発信しています。
- 私が寄付をする理由
- 寄付金額
- 書籍の売上について
- 実は、寄付をする側にもメリットがある
このたび令和6年1月1日の能登半島地震で、お亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈りするとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また被災地での救助活動・復旧作業に従事されている方に深く敬意を表します。皆様がいつもの生活に戻られますよう、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
能登半島地震に関して、石川県への寄付として、書籍の売上から100万円を振り込む予定です。
↓この記事の動画版はこちら
書籍の売り上げを寄付します
私は初めての書籍「貯金はこれでつくれます」を、2023年12月20日に出版いたしました。
ありがたいことに、以下の実績を残すことができています。
- 発売前重版
- 第5刷重版(4回の重版)
- 23,000部突破
初めての出版にしてはかなり良い傾向のようです。
いつも応援してくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます。
そこで、前々から考えていたことなのですが、書籍の売上を寄付することにしました。
ちなみに、冒頭で「100万円寄付します」と書いたため、「1000万円くらい売り上げたのかな?」「いや1億かな?」と思う方もいらっしゃるようですが、そんなに高くないです。
いや、売上を高くできるくらい良い本を作って売れという話ではありますが。現実問題、まだまだです。
厳密な売上額は、出版社さんの企業秘密に当たるため言えません。
しかし、皆様が思うほどの金額ではありません。
Youtubeでは、
- 印税でFIREできそう
- これで印税生活か…
といったコメントが複数つきました。やっぱり「印税=なんかすごい」というイメージってありますよね。ただ実際はFIREできるほどの印税ではないです。
もちろん、売上をいただけること自体はありがたいですし、書籍出版について大きく評価してくださっていることは嬉しいです。
ですが、あまりにも実態と違う大きな金額を予想されてしまうと、ちょっとやりづらいです。
明言しておきたいのは、今後、書籍の売上以上の金額を寄付する可能性もあることです。ですので、発行部数と私の寄付金額から、印税率を計算することはできないようにしてあります。
寄付によって良い循環が生まれるのでは
私は元々、ただの会社員でした。セクハラや職場の人間関係に悩み、浪費を繰り返し、自分の将来に絶望していました。
そんな私が、
- Youtubeチャンネル登録45万人
- 書籍2万部突破
- セミナー、講演への登壇
といった実績を作ることができたのは、皆様のおかげです。
本当に本当に、ありがとうございます。
おかげさまで今まで、以下のような良い循環が生まれてきたように思います。
- ふゆこが金融知識をつけて、1000万円貯金ができた
- ふゆこの情報発信によって、視聴者の方の人生が好転した
- 書籍を出版したことで、読んだ方が「根本的に貯金を続けるにはどうすれば良いか?」「新NISAの基礎」がわかるようになった
- 出版社の方々の給料になった。営業、編集、製造工場の方々の、より豊かな生活につながった
でも、ここで
私が寄付をすることで、さらに良い循環を生むことができるのでは?
と思いました。
- ふゆこが金融知識をつけて、1000万円貯金ができた
- ふゆこの情報発信によって、視聴者の方の人生が好転した
- 書籍を出版したことで、読んだ方が「根本的に貯金を続けるにはどうすれば良いか?」「新NISAの基礎」がわかるようになった
- 出版社の方々の給料になった。営業、編集、製造工場の方々の、より豊かな生活につながった
- 書籍の売り上げを寄付すれば、環境によって苦しい状態になっている人の役に立つのでは?
書籍の売り上げを私の懐に入れるよりも、誰かに分配した方が、世の中の富・幸せの総量が増えそうだな〜
と思ったのも理由です。
正直、書籍の売上で
- ブランドもののバッグ買っちゃおうかな…
- 美容皮膚科で美肌治療しちゃおうかな…
- 良い車買っちゃおうかな…
いろんな誘惑が頭に浮かびました。人間だもの。
でも寄付した方がみんなハッピーになるよね?
それに、もし私が良い車やバッグを買っても、どうせ綺麗な状態をキープできませんしね。ズボラなので。
と思ったわけです。
以前の記事でも触れましたが、お金で成功するための大事な考え方として「環境のせいにせず、自分の行動を変えよう」とよく言われています。
↓以前の記事。
「サイコロジー・オブ・マネー」という本では、経済的な成功をするために、
- 多数の成功と失敗に共通するパターンを探すべき
- 必ずいつかは偶然が自分にとって良い方向に働くときが来ると信じながら、プレイし続けるのだ(引用)
と書かれています。
要は、先人の成功には「運」と「再現性がある部分」の両方の要素があります。
この運による部分は非常に影響が大きいですが、運なので落ち込む必要はありません。
そして、必ずいつかは偶然が自分にとって良い方向に働くときが来ると信じながら、プレイし続ける(引用)のが大事です。
と、「サイコロジー・オブ・マネー」には書いてあります。以上について、大筋は同意です。しかし…
現実問題として、運によって本当に救いがない状態になってしまう人もいます。世界では、理不尽なことが沢山起こっています。
- どんなに頑張っても、低賃金が続く業界
- 充分な教育を受けることができない子ども
- 災害や世界情勢などにより、生活に困っている方
ですので、私が書籍の売り上げを寄付することで、良い循環が生まれるのではないかと思った次第です。
こういった世界的・社会的な出来事や災害に対して、100万円という金額は少ないかもしれません。でも、少しでも良い効果が生まれることを期待して、寄付をします。
寄付自体は、今回の100万円だけでなく、継続的にやっていきます。
どこに寄付をするのか
今のところ、以下の寄付を考えています。
- 能登半島地震
- 子どもの教育関係
能登半島地震に関しては、石川県に直接振込をします。100万円の予定です。
私自身、東日本大震災の時はちょうど海辺にいました。思い出すのもつらい経験でした。似た経験がある方は、読者の中にもいらっしゃると思います。人生長く生きれば、色んなことがありますね。
今回被災をした方々のお役に立てればと思い、寄付を決めました。
子供の教育関係に関しては、寄付先を調べているところですが、こちらも100万円以上はしたいと考えています。
寄付をするYoutuberにモヤっとする方へ
私のようなYoutuberが「寄付します」と言うと、以下の様に不快になる方もいらっしゃると思います。
なぜわざわざ「寄付をします」と公開したの?黙ってすればよくない?
これ、私も以前思っていました。浪費時代の私は、寄付をするインフルエンサーたちにモヤモヤしていました。
回答:私にも多少なりとも影響力がついてきたからです。
ですので、「ふゆこがやるなら自分も」という気持ちになってくれる方がいるのではないかと思いました。例えば、私のチャンネル登録者さんが45万人です。1人1円の寄付が集まれば、45万円になります。
お金の余裕がない自分は、寄付なんてできない。「寄付をしないお前は悪いことをしている」と言われた気分だ。
これも、浪費時代の私が考えていたことですね。なんだか、寄付ができない自分を否定された気分になったりしました。
回答:寄付は強制されるものではありません。
さらに、皆様のおかげで私が寄付できていますので、皆様は間接的に寄付ができていることになります。
お金の余裕がない方は、無理して寄付をする必要はありません。寄付は強制されるものではありません。
そして、今回は書籍売上を寄付に回します。ですので、以下の様に理解してくださればと思います。
- 書籍を購入した方へ:「自分が払ったお金の一部が寄付に回っているのだ」と思ってくださればと思います。
- 書籍を購入していない方へ:Youtubeやブログを閲覧していただけるだけで広告収入が入り、売上につながっています。この売上がなければ生活ができないので、「書籍の売上を寄付しよう」という余裕が生まれることもありませんでした。
または、返礼品なしのふるさと納税を石川県に対して行うことで、自分の懐の痛みはほぼゼロで、寄付を行うこともできます。
あとは、普通に日常を送るだけでも充分です。自然ないつも通りの経済活動の中で、
- 石川県能登半島のために自分の納めた税金が使われる
- 何気なく購入したものの売上が、回り回って能登半島にある会社の利益になる
- その利益が、現地の方の給与になる
といった形で貢献することができます。
寄付のメリット
寄付について、私は浪費時代に「自分の貯金が減るじゃないか!本当に余裕があるお金持ちがやることだ」と心の奥底では思ってしまっていました。
理想論としては「誰かのために寄付をしよう」だと思います。でも実際は、他人のためだけに動くことは難しいですよね。
- 会社での仕事がつらい
- 人間関係がつらい
- 家庭での育児や家事が大変
以上のような忙しい現実の中、自分のことだけで精一杯なのは当たり前です。自分のことを責める必要は全くありません。
でも、実は寄付をする側にもメリットがあります!
社会心理学の研究によると、以下のようなお金の使い方をすることで、幸福度が上がることがわかっています。
- 経験を買う
- ご褒美にする
- 時間を買う
- 先に支払って、後で消費する
- 他人に投資する
私の貯金が増えるようになったのは、この5つの法則に沿ったお金の使い方をしたからです。
5つ目の「他人に投資する」に当たる内容が、寄付です。
ここから解説するのは、↓の『「幸せをお金で買う」5つの授業』に書かれていたことです。
- 2006年〜2008年の136カ国
- 20万人以上の人
への調査で、以下のことが分かった。
- 136カ国のうちの120カ国では、前の月にチャリティーに寄付した人々は、人生により多くの満足を感じていた
- 136カ国全体で、チャリティーに寄付することは、家庭の所得を2倍にするのと同じくらい幸福度に貢献していた
- 義務ではなく、自分で選んだ場合には、脳の報酬領域の活動も自己申告による満足感もかなり大きくなった
引用元:エリザベス・ダン,マイケル・ノートン,古川 奈々子. 「幸せをお金で買う」5つの授業 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2194-2197). Kindle 版.
つまり、寄付ってめっちゃお得なんです。
- 寄付をした側は、めっちゃ幸せになる
- 寄付をされた側も、生活が楽になったりする(と思いたい)
寄付が完了したら報告します
寄付の振り込みが実際に完了しましたら、
- Youtubeコミュニティ欄
- X(Twitter)
にて、振り込み完了画像とともにご報告いたします。
ということで、今回の記事の結論は以下です。
- 皆様の応援のおかげで寄付ができます!ありがとう!!
- 無理のない範囲で寄付をしよう!
- 寄付する方は最高!
- 寄付しない方も最高!なぜなら回り回って被災地の役に立っているから!
- 寄付をする側も、実は得をしています!
新NISAに向けてまだ証券口座の開設をしていないという方は、以下の動画・記事を見ながらご自分のスマホやパソコンで操作をすれば、口座開設・入金・新NISAのつみたて設定が完了します。
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