こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回は、最近の「楽天の改悪ニュース」について初心者さん向けに解説していきます!
2023年12月1日から、楽天SPUの特典内容が変更されます。
このニュースに関して
🌀「改悪だ!」
🌀「楽天、やばいのかな…」
🌀「楽天証券からSBI証券に乗り換えた方が良いですか?」
と疑問・不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。その気持ち、すごくわかります。
私は4年前から積立NISAを開始し、年収350万円・貯金40万円から資産1000万円を達成した方法について「節約オタクふゆこ」Youtubeチャンネルで発信しています。
↓の様に、楽天ポイントは通算で18万円分いただきました。つまり楽天経済圏は、私の資産形成の大きな助けになりました。
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 今回の変更点は?
- 楽天経済圏のメリットデメリット
- どうすべきか
今回は、初心者さんの疑問や不安を解消しつつ、以上の3点について解説していきます。
改悪ニュースとして取り上げられている今回の変更ですが、個人的にはむしろ改善だと考えています。
投資をやるなら、人気No.1とNo.2のSBI証券と楽天証券がオススメです。初心者が投資をやるなら、このどちらかにしておけばまず間違いはないと言われています。
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結論、「楽天経済圏は依然として超お得」です。
ただ、注意すべきことやお得度がかなり下がってしまう人もいます。
一つずつ解説していきます!
↓この記事の動画版はこちら!
楽天SPUの特典変更内容
楽天SPUの変更内容はこちらにまとめられています。
楽天市場では、利用者が各サービスを利用するごとにポイント還元率が上がります。
楽天会員 通常ポイント
例えば「楽天会員 通常ポイント」はこちら。
- ポイント倍率:1倍→1倍へ(変更なし)
- 獲得上限ポイント:上限なし→上限なし(変更なし)
※1倍=1%ポイント還元
※獲得上限ポイント=月に獲得できる上限のポイント
楽天モバイル
「楽天モバイル」は以下。
- Rakuten最強プラン:1〜2%の還元率アップ(改善)
- Rakuten最強プラン以外:ポイント還元なしへ(改悪)
- 獲得上限:2,000ポイントへ改悪
Rakuten最強プラン以外の「スーパーホーダイ・組み合わせプラン・コミコミプラン」を利用中の方はポイント還元なしになります。しかし、そもそもRakutenモバイルでは「Rakuten最強プラン」が一番お得です。
このRakuten最強プラン以外のプランは、昔あったプランの名残で、新規受付はされていません。最強プラン以外を利用中の方は、これを機に最強プランに変更するのがオススメです。
↓自分のプラン内容は、楽天モバイルアプリのホームで確認できます。
獲得上限は2,000ptへ下がりますが、この改悪の影響を受けるのは「月5万円を超えて楽天市場を利用する方のみ」です。
つまり、ライトユーザーには無関係です。
楽天モバイル キャリア決済
「楽天モバイル キャリア決済」は以下。
こちらも還元率がアップ(改善)。
獲得上限ポイントは1,000ptに下がりますが、この改悪の影響を受けるのは「月5万円を超えて楽天市場を利用する方のみ」です。つまり、改悪部分はライトユーザーには無関係です。
「Rakuten Turbo/楽天ひかり」は以下。
獲得上限ポイントは1,000ptに下がりますが、この改悪の影響を受けるのは「月5万円を超えて楽天市場を利用する方のみ」です。つまり、改悪部分はライトユーザーには無関係です。
楽天カード
「楽天カード」は以下。
ポイント付与率は変化なしです。
獲得上限ポイントが特典分は1,000ptに下がり改悪されますが、この改悪の影響を受けるのは「月10万円を超えて楽天市場を利用する方のみ」です。つまり、改悪部分はライトユーザーには無関係です。
楽天プレミアムカード
「楽天プレミアムカード」は以下。
大きな改悪ですね。2%だった還元率が0%になります。
↓ただ、プレミアムカードは特典分の獲得上限ポイントが5,000ptにアップ(改善)しました。
しかし、これを加味しても楽天プレミアムカードの年会費11,000円を楽天市場でのお買い物によるポイント還元でペイすることは難しくなります。
以下は
- 楽天最強プラン
- 楽天経済圏をフルに活用
の場合の、楽天通常カードと楽天プレミアムカードでの還元ポイントの比較です。
プレミアムカードの年会費11,000円をポイントでペイしたい場合、以下の金額を楽天市場で使う必要があります。
- 楽天市場でもらえるポイントのみでペイしたい場合、毎月19.2万円以上のお買い物が必要
- 「クレカ積立月5万円によるポイント還元」「楽天市場でのお買い物」でペイしたい場合、毎月16.7万円以上のお買い物が必要
楽天プレミアムカードには以下のメリットもあるため、単純に「ポイントで年会費をペイできるかどうか」だけで語ることはできません。
- 国内・海外空港ラウンジ無料
- 国内・海外傷害保険
ご自身がどこに価値を感じるかで、「楽天プレミアムカードを辞めるかどうか」「入るかどうか」を決めましょう。
個人的な意見ですが、多くのライトユーザーには楽天プレミアムカードは不要です。通常カードで十分ですね。
楽天銀行+楽天カード
「楽天銀行+楽天カード」は以下。
これは、単に「楽天銀行+楽天カードの両方を利用すれば0.5%還元になる」というわけではないので注意が必要です。
- 変更前:楽天銀行で楽天カードの引落をすると0.5倍、さらに給与・賞与・年金を受け取ると0.5倍(合計1倍)
- 変更後:楽天銀行で楽天カードの引落をすると0.3倍、さらに給与・賞与・年金を受け取ると0.2倍(合計0.5倍)
獲得上限ポイントが1,000ptに下がり改悪されますが、この改悪の影響を受けるのは「月20万円を超えて楽天市場を利用する方のみ」です。つまり、上限の改悪はライトユーザーには無関係です。
その他、以下のサービスに関してもポイント還元率は変更なし。上限のみが改悪されました。
この改悪の影響を受けるのは「月10万円を超えて楽天市場を利用する方のみ」です。つまり、改悪部分はライトユーザーには無関係です。
楽天のポイント変更まとめ
今回のポイント変更をまとめたのが以下の表です。
「自分が利用しているサービスに対して、楽天市場で月何万円以上のお買い物であれば悪影響があるのかな?」と気になる方は表の一番右の列を見てください。
例えば、楽天証券の投資信託・米国株式購入によるポイントアップについては獲得上限が2,000ptに引き下げられましたが、この影響があるのは楽天市場で月40万円を超える買い物をする方のみです。
月40万円以下の買い物をする方にとっては改悪ではないということですね。
さらに、SPU対象サービスを全て利用する場合、「楽天市場での月の利用額」に対して貰える「ポイント還元額」のグラフが以下です。
5万円、10万円、20万円、40万円を境に、お得度の傾きが下がっていきます。大体の方はこのグラフの一番左の「月の利用額0〜5万円」に当てはまります。ここが最もお得な部分です。
ここまでのまとめは以下です。
- 月5万円までの楽天市場利用の方はほぼ無傷
- 月5万円を超えた利用者にとっては改悪
- 楽天モバイル利用者にとっては改善
- 楽天モバイルで最強プラン以外の方は、楽天最強プランへ
- 楽天プレミアムカードの損益分岐点は「月19.2万円の楽天市場利用」
依然として、楽天経済圏がお得であることには変わりはありません。
月5万円以上の方もお得
「月5万円を超えた利用者にとっては改悪」と上記では書きましたが、月5万円以上の利用者の方であっても「今までよりも改悪した」というだけです。
「楽天経済圏は還元率がめちゃくちゃ高くてお得」ということには変わりがありません。
今回の改悪後も、無料の楽天カードを利用するだけで
- 楽天会員通常ポイント 1%(上限なし)
- 楽天カード通常分 1%(上限なし)
- 楽天カード特典分 1%(上限月5,000pt)
の合計3%のポイント還元があります。つまり、これだけでポイント還元としてはかなり優秀です。
「0と5のつく日」にお買い物をすれば+1%なのでトータル4%還元です。超優秀です。
楽天経済圏は依然としてお得
最近、楽天モバイルの赤字を理由に「楽天グループは倒産するのでは?」という話が出回っています。
この件に関し、現状の要点をまとめると下記です。
- 楽天経済圏の改悪は楽天モバイルの赤字によるもの
- 楽天証券はSBI証券とNo.1を争うレベル。かなり優秀
楽天モバイルが赤字続きなのは事実です。一方で、2023年10月23日に電波がつながりやすい「プラチナバンド」を楽天グループ傘下の楽天モバイルに割り当てると総務省が発表しました。また、楽天モバイルの赤字額は年々減ってきています。
現状、楽天モバイルには良いニュースも悪いニュースもあります。
結局、楽天が潰れるかどうかなんてわかりません。
以上のことから、私としては「起こってもいないことを過剰に恐れて、お得なサービスを使わないのは勿体無い」と考えています。
こういった、わからない未来に関して判断しなければならない場合、フンワリと「なんとなく不安」と考えるのではなく「最悪のケースが起これば、何が起きるのか」を考えるのが良いです。
私は「最悪のケースで1000万円まで守られるなら、利便性の高い楽天経済圏をフル活用すべき」と考えています。
もちろん、無理に楽天経済圏を利用する必要はないのですが、
- 楽天ポイント、楽天Payをよく使う
- 楽天証券の使いやすさが気に入っている
- 楽天・S&P500(現状最安コスト)に投資をしたい
- 楽天モバイルのコスパが気に入っている
といった方は、楽天経済圏をキープでOKです。
楽天破綻の不安ばかり流行していますが、SBI経済圏が破綻するリスクももちろんありますし、他の金融機関ももちろん破綻リスクはあります。
楽天証券とよく比較されるSBI証券も、いつポイント改悪が来てもおかしくありません。所詮、ポイントは「客寄せのための先行投資として企業が出費しているもの」です。そのうち改悪される可能性は高いです。
そもそも、証券会社はポイントでお得かどうか以前に、
- 取扱いファンドが多いかどうか
- 優良なファンドを扱っているかどうか
- 手数料が低いかどうか
- サービスが充実しているかどうか
で選ぶべきです。これらの点を踏まえ、SBI証券も楽天証券も使い勝手の良い証券会社です。現状はこのツートップですね。
投資をやるなら、人気No.1とNo.2のSBI証券と楽天証券がオススメです。初心者が投資をやるなら、このどちらかにしておけばまず間違いはないと言われています。
- SBI証券 おすすめ!
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/
投資デビューにおすすめ!ネット証券最大手。取引手数料業界最安クラスで、個別株、インデックスファンド、ETF等幅広く投資可能! - 楽天証券
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
初心者にも操作しやすい画面!楽天経済圏のポイント投資でお得に資産運用。米国優良個別株・ETFへ手数料最安クラスで投資ができる!
私は今後も、楽天経済圏をお得に使い続けます。
- 投資は楽天証券・SBI証券の両方
- スマホは楽天モバイル(そこそこ速い通信速度で、無制限3,000円はかなりお得)
- ふるさと納税は楽天市場
- 楽天カード
- 楽天トラベルでもふるさと納税を活用
おまけ:楽天証券とSBI証券の比較表
↓楽天証券とSBI証券の比較表です。差がある部分を赤字にしておきました。参考になさってください。
↑の表は、↓の記事で詳しく解説しました。
↓動画版はこちら。