今回は「お得な自動車税や固定資産税等の納付方法」を解説していきます!
- 自動車税をお得に支払う方法
- 自動車税以外の税金や公共料金をお得に支払う方法
自動車税などの税金や公共料金の支払いって、毎年、あるいは毎月必ず発生します。嫌ですね〜。できれば支払いたくないお金ですよね。
税金がゼロになったら手取りめっちゃ増えるのになあ〜なんて妄想をしたことある人は多いんじゃないでしょうか。
そんな「必ずくる支払い」でどうせお金を支払うなら、支払いに対してポイント還元をもらえたらお得ですよね。
自動車税の納付方法が今年から一気に増えて、しかもポイントがもらえるお得な納付方法もたくさん出てきました。
自動車を持っている方は最近こんな感じの請求書が届いたと思うんですけども、こんな感じの請求書って他にもたくさんありますよね。
今回は自動車税だけでなく、請求書が送付されるタイプの以下のような請求書について、支払いをお得にする方法も紹介します。
- 国民年金
- 固定資産税
- 社会保険料
- 住民税
- 水道料金
- 電気、ガス料金
- 通販
結論、一番良いのがスマホ決済です。
スマホ決済を利用することで納税額の1%〜4%ほどのポイントをもらうことができます。
今回は次のような順番で解説していきます。
- どんな支払い方法があるのか?
- お得な支払い方法は?
- LINE PAYを使って軽自動車税の支払いを実演
↓この記事の動画版はこちら!
どんな支払い方法があるのか?
自動車税の支払い方法はこちら。
固定資産税や住民税などの税金もほぼこちらの方法でお支払いをすることができます。
例えば、家を持っている方は固定資産税の支払いがあると思うんですけど、固定資産税でも同じようにこのような支払い方法の手段があります。
他にも、様々な公共料金や税金についてこちらの支払い方法を利用できます。
結論、お得なのは手数料がなしで、ポイント還元がもらえる電子マネーとスマホ決済です。
ただ、スマホ決済にはデメリットもあります。
一個一個の支払い方法について解説していきます。
現金
現金で支払いたい場合、コンビニ、銀行等で支払うことができます。
手数料はなしで、ポイント還元もありません。
口座振替
口座振替をしたい場合、2通りの方法があります。
- 直接銀行などに行く
- 地方税お支払いサイトで支払い
「地方税お支払いサイト」でのお支払いは、2023年4月から始まったサービスで、全ての自治体で利用することができます。地方税お支払いサイト経由でインターネットバンキングを通して自宅で手続きをする方法です。
地方税お支払いサイト経由で口座振替ができる銀行はこちらです。
非常に多く、大手銀行はもちろん、楽天銀行やPayPay銀行もありますし地方銀行も充実しています。
口座振替の場合手数料は無料です。
クレカ
クレカで支払いをしたい場合、「地方税お支払いサイト」での納付が可能です。
しかし、クレカ納付は手数料がかかるのがデメリットで、メリットは自宅で手続きが完了することと、クレカの支払いによるポイント還元を受け取ることができることですね。
地方税お支払いサイトのクレカ手数料は以下の通りです。
納税額が1万円までは37円、以降1万円ごとに75円の手数料がかかります。
これを見るとわかる通りクレカは1%還元のことが多いと思いますけど、手数料がかかる分、お得でなくなってしまいます。
なので、個人的にはクレカ支払いはあまりオススメではありません。
還元率5%!みたいな超高還元率のクレカをお持ちでしたらクレカ支払いでも良いかもしれないんですけど、でもこの後説明するスマホ決済の方がお得度が高いです。
電子マネー
コンビニでの支払いで、電子マネーを利用することも可能です。
コンビニ支払いは基本的には現金のみなんですけど、電子マネーは使えます。
- セブンイレブンではnanaco
- ファミリーマートではファミマTカード
- ミニストップではWAON
スマホ決済
ここまで聞いて、
クレカで支払いができれば、ポイントがもらえてお得かと思ったのに…残念…
と思っている方もいると思います。
でも安心してください!
スマホ決済なら、お得にポイントをもらうことができます。
というのも、スマホ決済は手数料がかからないからです。
スマホ決済をお手持ちのクレカと紐づけることで、実質クレカ決済になるので
- クレカのポイント還元を受け取りつつ
- 手数料がかからない
- しかも場合によってはスマホ決済のポイント還元も受けられる
というお得な支払いができる可能性があります。
スマホ決済を利用することで、場合によっては最大4%のポイント還元を受け取ることができます。スマホ決済の方法には以下の2つがあります。
- 地方税お支払いサイト
- 請求書払い
スマホ決済のメリットは自宅で手続きが完了することと、ポイント還元を受け取ることができることですね。
地方税お支払いサイトは全ての自治体に対応しているのがメリットです。
自分の住んでいる場所は田舎だから対応していないかも
そんな心配はしなくても大丈夫!ということです。
地方税お支払いサイトでは、現在こちらの合計22のスマホ決済に対応しています。
auPAY、ファミペイ、PayPay、楽天Payなどの様々なモバイル決済が対応しています。地方税お支払いサイトはこちら。気になる方はアクセスしてみてください。
「請求書払い」では、以下の主要なスマホ決済での支払いができます。
- 楽天Pay
- auPay
- LINE Pay
- ファミペイ
- PayPay
- d払い
こちらは、対応していない自治体もありますので、ご自分の自治体が対応しているか、スマホ決済のサイトや自治体のホームページで確認しましょう。
スマホ決済は、各スマホ決済アプリのトップページから「請求書払い」をタップすることで利用できます。
ということで、スマホ決済がオススメなんですけどもここで1つ注意点があります。
スマホ決済とクレカ支払いの注意点
スマホ決済とクレカ支払いでの要注意ポイントがあって、それは「領収書が発行されない」ことです。
納付の記録を確認したいだけであれば、スマホ決済の履歴やクレカの利用履歴を見ればOKなんですけど、領収書がどうしても必要になる場面があるんです。
この話はちょっと複雑なので、最初に結論を言うと「自動車税を納めて二週間以内に車検を受ける人は、クレカ払いやスマホ決済を避けた方が良い」ということです。
コンビニ支払いをした場合、支払い時に店員さんがこの請求書の一番右の部分に領収日付を押してくれます。
この紙の右端の領収証書部分がもらえないので困るというわけなんですけど、領収書が発行されないことで何が困るかというと、車検です。
車検では以前、自動車税を納税した際の領収書が手続きに必要でした。
しかし現在は、車検時の自動車税の納付確認の電子化により、納税証明書の提示が省略できるため、納税証明書を用意しなくても基本的には車検を受けることができます。
なので基本的には領収書が発行されなくてもなにも困りません。
ただ、スマホ決済やクレカ決済で納付をした後、その納付確認の電子化までに多少時間がかかります。
- クレカは約2週間
- スマホ決済は約1週間
つまり、納付の確認までにタイムラグが発生してしまうため、納付後約2週間以内に車検を受ける場合は紙の納税領収書が必要になります。
そのため、結論「自動車税を納めて二週間以内に車検を受ける人は、クレカ払いやスマホ決済を避けた方が良い」ということになります。
お得なスマホ決済は?
スマホ決済の比較表を以下に紹介します。
結論、お得だと思うのは以下の通りです。
- 楽天カードを持っている人は楽天Pay
- 三井住友カードを持っている人はauPayかLINEPay
- ファミマTカードやJCBカードを持っている人はファミペイ
- その他カードを持っている方はauPay
詳しく解説していきます。
楽天Pay
楽天Payは、楽天カードのチャージで通常0.5%還元です。楽天カード以外のクレカではチャージできません。楽天カード以外にも、
- 楽天銀行口座
- セブン銀行ATM
- ラクマ
- 楽天ギフトカード
等から楽天キャッシュをチャージすることが可能です。
手間をかけても良いという方は、
- エポスゴールドカードでMIXI Mにチャージ(2.5%還元)
- Apple Payのファミペイバーチャルカードにチャージ(0.5%還元)
- WAONにチャージ(1%還元)
- ミニストップで楽天ギフトカードを購入
などのポイント3重取りをすることで、4%還元になります。
他にも、三井住友カードNLゴールドからauPAYを通してWAONで楽天ギフトカードを購入することで還元率2.5%になるルートもありますので、手間がかかっても良いという方は、やってみてください。
auPAYには、auPAYカード以外のクレカでも残高チャージができます。
チャージができるのは以下のカードです。
- Mastercardの全てのカード
- アメリカン・エキスプレスの全てのカード
- VISAはauPAY、楽天カード、セゾンカード、UCカード、MUFGカード、DCカード、NICOSカード、TS CUBICカード、エポスカード、ビューカード
- JCBはセゾンカード、TS CUBICカード、楽天カード、ビューカード
請求書払いによる還元率は0%ですが、利用によって高還元率のポイントがもらえるクレカであれば、お得に利用ができます。
例えば、
- エポスカードゴールド
- 三井住友カードNLゴールドMasterCard
この2つのカードは年間100万円以上の利用で10,000ptがもらえるため、年間100万円利用すればトータルでの還元率が1.5%となります。
この2枚のカードをauPAYに紐づけてチャージすることで、100万円利用の対象になるため、還元率1.5%です。
キャンペーンとして、「たぬきの抽選会」があります。
au PAY(コード支払い/請求書支払い)200円以上の決済でPontaポイントが必ず当たるキャンペーンで、1〜3000円相当のポイントが当たります。
対象日は、こちらの画像に書いてある「5日、8日、15日、25日」です。
LINE Pay
LINE Payでは、
- 三井住友カードのVISAカード
- LINE Payカード
でチャージ&ペイの利用ができます。
チャージ&ペイの利用で0.5%のポイント還元を受け取ることができるのは三井住友カードのVISAカードのみです。
私の場合、三井住友カードNLゴールドのVISAカードを持っているので、この後実際に納付する画面や手順をお見せしていくんですけど、このLINE Payで三井住友カードのVISAカードを使って支払いをやっていきます。
この方法の良いところは、100万円修行に使えて、かつチャージ&ペイで0.5%還元でポイントがもらえるところですね。
LINE Payへのチャージ&ペイは、この100万円修行の対象です.。
三井住友カードNLゴールドのVISAカードを持っている方は、以下の支払いに関してはLINE Payでの支払いがオススメです。
- 固定資産税
- 社会保険料
- 住民税
- 水道料金
- 電気、ガス料金
- 通販
ファミペイ
ファミペイでは、請求書払いによって1回10円相当のポイントがもらえます。
ファミペイで使えるのはファミマTカードとJCBカードです。
ファミマTカードは通常還元率0.5%です。
JCBカードの通常還元率は様々なものがありますが、人気の高いJCBカードWは通常還元率1.0%なので、ファミペイを通して請求書払いにすることで1%のポイントを受け取ることができます。
PayPay
PayPayでは
- PayPay残高
- PayPayあと払い
で、公共料金などの請求書のお支払いが可能です。
PayPay経由の請求書払いで利用できるクレジットカードはPayPayカードとPayPayカードゴールドのみです。
PayPay では元々、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」でチャージをして請求書支払いをするというルートがありました。
これはソフトバンクやワイモバイルの支払いをクレカにしていれば、そのクレカの還元率分のポイントが付くためお得だったんです。しかし、2023年4月から「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」での税金の支払いができなくなりました。
また、PayPayへのチャージやあと払いではポイントはつかないため、他のスマホ決済の方がお得です。
d払いもPayPay同様、支払いに対するポイント還元はありませんし、チャージによるポイント還元もないためお得ではありません。
以上、スマホ決済を解説しました。
結論、↑の表の上4つ
- 楽天Pay
- auPay
- LINE Pay
- ファミペイ
がポイントの面ではお得です。
LINE PAYを使って軽自動車税の支払いを実演
私の場合、三井住友カードNLゴールドのVISAカードを持っているので、実際に納付する画面や手順を動画でお伝えしています。興味があればご覧ください!