こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株始めるならこの26銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株、米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
注)今回は撮影時の4/21時点での情報でお話ししていきます。
↓この記事の動画版はこちら!
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのが SBI証券 です。
SBI証券は、日本株の投資をやりたいなら現在トップの証券会社で、手数料が安く取り扱い銘柄数が最も多いです。
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これから日本高配当株をやりたい方にオススメです!
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①注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものになります。
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない会社も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」って言われても
いや、何から始めたらいいの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
今月から始めるならどの銘柄がいいの?
ってなりますよね。
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
②投資ニュース
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
赤矢印のあたり、3月10日にアメリカの銀行が経営破綻するという出来事がありました。
これによって一時的に株価が下がったんですが、国によって預金の全額保護がされました。
それにより投資家たちの不安が和らいだことで、株価が回復したという流れですね。
その後株価は上がり続けています。
4月のニュースはこちら。
- ①日銀 植田総裁が就任
- ②東証 PBR1倍割れ企業に改善を要請
- ③海外投資家が日本株を爆買い
順番に解説していきます。
ニュース①日銀 植田総裁が就任
1つ目の「日銀 植田総裁が就任」について。
日本の中央銀行である日銀のトップ(総裁)は今まで黒田さんでした。
新総裁として植田さんが就任したので、4/10に会見が行われました。
日銀の動きは、株価や私たちの普段の暮らしに関係します。なのでどんな発言が出たのか注目されているということです。
この図のように、2022年10月ごろまではFRB(アメリカ)が利上げをしていて、かつ日銀は利上げをしない(現状の金利をキープ)という状態だったのでドル高、円安になっていました。
それが、↓のように2022年11月に日銀が事実上の利上げを発表したので
それ以降は円高ドル安が一気に進みました。
このように、日銀の発表によって円安になったり円高になったりします。
他にも、株価が上がったり下がったりと、いろんな影響があります。
特に、銀行は金利によって利益が増えたりします。
実際、2022/12/20は日銀の発表によって、銀行株が急騰しました。
↓2022/12/20の銀行株の急騰。
ということがあるので、新しい日銀総裁の植田さんは4/10の会見で何を言ったのか?というと基本的に「大規模な金融緩和を維持する」と言っています。
要するに、「今まで通りですよ」ってことです。なので、この発表によって株価が大きく変動したりはしませんでした。
先ほど説明した利上げや銀行株の値動きについて、詳しくは以下の記事で解説しました。
気になる方は見てみてください。
ニュース③東証 PBR1倍割れ企業に改善を要請
2つ目の「東証 PBR1倍割れ企業に改善を要請」について。
東京証券取引所が、PBRが1倍以下の企業に対して、改善するための具体策を公表するよう要請しました。
純資産が時価総額の何倍であるかを表す指標です。PBRは高い方が、その企業が持っている資産よりも多くの価値を持っているという評価を受けていることになります。
逆にPBRが低く、1.0倍を下回ることは、理論上は事業活動を続けるよりも解散した方が投資家はより多くの資金を得られるので、「解散した方がマシ」と言われているようなものです。
今回の話は「日本企業はPBRが低い企業が多い。つまり、無駄を削ぎ落として株主の資本をもっとうまく使わないとだめだよ。企業価値を上げるための努力をすべきだよ」という東証のメッセージでもあります。
「無駄を削ぎ落として株主の資本をうまく使う」ための手段はこちら。
- 利益UPにつながる投資(正当に評価されれば株価UP)
- 株主還元(配当UP、株価UP)
つまり、株主にとっては嬉しい結果になるわけです。
ということで、PBRを改善しなさいよと東証が発言したことで、「今PBRが1倍未満の企業は、株価や配当金がもっと上がるんじゃ?」ということで日本株は急にのびた銘柄もちょこちょこ出てきました。
ニュース③海外投資家が日本株を爆買い
3つ目の「海外投資家が日本株を爆買い」について。
海外投資家が4/10〜17の一週間に買った日本株は、合計で1兆494億円です。
これはものすごい金額で、2013年11月以来の大きさの金額です。
これがなぜ起こったのかというと、先ほど言ったPBR改善の要請の影響もありますし、「投資の神様」と呼ばれているウォーレン・バフェットが、日本の5大商社株の保有比率を高めていたことがわかったのが理由でもあります。
こういった流れもあって、4月の日本株は強気な動きでした。
ただ、長期での高配当株投資をしたい方は「バフェットが買ってるから買おう」とかではなく、「そもそも財務が優良で成長性があって、配当を増やしてくれそうな銘柄」を腰を据えて探して投資していくことが大事だと個人的には思います。
③配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は675社です。高配当銘柄数が減りました。
日経平均株価は上がったので、あまり積極的に高配当株投資をしたい状態ではないですね。
自分のポートフォリオを見て、分散のバランスを整えるためにちょっとだけ買うとか、割安な銘柄を見つけたら買うとか、そのくらいで良いと思います。
私は5銘柄ほど購入しました。
↓SBIネオモバイル証券の実際の画面です。
朝日ネット、丸紅、住友商事、三菱UFJ FG、三菱HCキャピタルです。
これ、全く同じ銘柄を今買うのが皆さんにオススメ!というわけではないです。
私が購入した理由は、朝日ネットは元々保有していたんですけど、私のポートフォリオの中では保有比率が0.5%くらいと非常に低かったんです。
なので、2%位に高めても良いんじゃないかなということで購入しました。
「5大商社」「リース企業上位4社」はこちら。どれも財務優良で配当金も安定しています。
このうち、私が保有していない銘柄があったので、持っても良いんじゃないかなと思って購入した形ですね。
こちらも、私のポートフォリオ全体のうち、3%を超えないように調整して購入しました。
今は日本株が激安でバーゲンセールというわけではないので、「今が買い!」というわけではないです。
ただ、私のようにポートフォリオのバランスを整理する目的で、配当利回りが4%前後の優良銘柄があればちょっとずつ買っていくというのは良い戦略だと思います。
④配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。ランキング上位20位はこちら。
赤いところが私にとっての罠銘柄ですね。ほぼ罠銘柄です
JTは「人によってはポートフォリオの一部に加えてもいいかな」という銘柄で、「絶対欲しい!」という程ではないです。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
今月、新たに登場した銘柄はこちらです。
19銘柄ありましたが、ほとんど赤字が多かったり、営業利益率が低いのでいまいちな銘柄でした。
住信SBIネット銀行については、配当利回りを調べると12%と出てくるんですが、実際はこんなに高くならないことが予想されます。
というのも、住信SBIネット銀行は2023年3月末に上場しました。この12%は、上場前の配当金を基準に計算された配当利回りです。
住信SBIネット銀行の今期の配当金は0円です。
なので現状は配当は出ません。来期の配当金はまだ発表されていません。
住信SBIネット銀行のEPSや株価から計算すると、配当性向が適正な範囲と言われている40%だとすると、配当利回りは約2.7%になります。つまり、高配当株としては物足りないですね。
財務はそこまで悪くなさそうなので、監視したいところです。
ただ、銀行株は大手銀行で十分かなーという気もしますね。
⑤もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら、この26銘柄を買います!
この26銘柄全体での配当利回りは3.99%です。
資金が30万円。18万円をこの銘柄の購入にあてて、残りの12万円は待機枠としています。
赤色になっている銘柄は景気敏感株です。
例えば「これを参考に買おうと思っているけど、全部は買えないから5社だけ選んで買おう」という方は赤色の景気敏感株だらけにならない様に注意してください。
セクター、つまり業界はこちらです。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、そんなお金はないですよね。私もないです。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
SBI証券なら「S株」サービスを利用すれば、30万円からでも分散しつつ優良な高配当株に投資できます。
活用して資産形成に役立てましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!