こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「高配当株の選び方」です!
↓私のYoutubeチャンネルで、190万回再生を突破した動画は高配当株動画です。配当金が好きな人は多いと思います。
とはいえ、「日本高配当株をやりたいけど、銘柄の選び方が難しい」と思っている方は多いと思います。私も最初は全然理解できず、4年間継続してやっと少しつかめてきました。
そこで今回は、SBI証券で銘柄を絞り込む良い機能があったので紹介します。
SBI証券を利用している方であれば無料で使える機能です。
この記事はSBI証券の案件記事ではありません。単に便利なのでご紹介します。
また、SBI証券以外の証券会社を使っている方向けに、「SBI証券を使わない方法(無料)」も紹介します。
- SBI証券を使って、優良な高配当銘柄を選ぶ方法
- SBI証券を使わずに、優良な高配当銘柄を選ぶ方法
- SBI証券
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/
投資デビューにおすすめ!ネット証券最大手。「S株」では取引手数料0円で日本株の投資が1株から可能。 - 楽天証券
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初心者にも操作しやすい画面!「かぶミニ」では取引手数料0円で日本株の投資が1株から可能。※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要
↓この動画を見ながら作業すれば、SBI証券・楽天証券の口座開設・入金・積立まで完了できます。
↓この記事の動画版はこちら!
高配当株投資の注意点2選
この記事のメインは「高配当銘柄の選び方」ですが、2つの注意点について、最初に解説してきます。
- 王道はインデックス投資。高配当株投資ではない
- それでも興味があるなら、少額から始める
最近高配当株投資に興味を持った方は、以下のような考えを持っている方も多いと思います。
- なんとなく「配当金」という響きが好きだから高配当株投資で儲けたい
- 株価が上がっているから自分も儲かるんじゃないか
でも、私が万人にオススメしたいのは高配当株投資ではなく、全世界株や米国株インデックスへの投資です。
王道はインデックス投資
高配当株投資のメリットは以下の通りです。
- ほったらかしで配当金が貰える
- じぶん年金になる
- 心理的に長期投資しやすい
対して、高配当株投資のデメリットは以下の通りです。
- インデックス投資の方が合理性は高い
- 低成長株が多く、売却益は狙いにくい
- 減配リスクがある
- 米国株の場合「為替リスク」「米国での課税」というデメリットも
- 機会損失がありそう(実体験ベース)
こういったメリット・デメリットを踏まえた上で、トータルで考えると以下です。
- インデックス投資は万人にオススメしやすい
- 高配当株投資はちょっと難易度が高い。勉強する気がある人向け
↓詳細は以下の記事で解説しました。
もちろん↑は私の所感なので、人によって考え方は異なると思います。
ただ、新NISAのつみたて投資枠対象ファンドは、うち約8割がインデックス型の投資信託です。高配当株ではありません。
なので、一般的にもインデックス投資のほうが万人にオススメしやすいです。
高配当株をやるとしても少額から
日本株も米国株も最近(2024年3月現在)は調子が良いですね。
相場の調子が良いと、以下のような状態になりがちです。
- 投資に関するポジティブなニュースが増える
- 投資を始める人が増える
- 投資額を過剰に増やしてしまう人が増える
ですが、私は「リスク許容度」を超えた投資は全くおすすめしません。
- 「投資でどれ位までならマイナスになっても受け入れられるか」という度合いのこと
- どれくらい投資元本がマイナスになっても生活に影響がないか
- どれくらい投資元本がマイナスになっても気持ち的に耐えられるか
借金がある方や貯金ができない方にとって大事なのは、まずは投資ではなく家計の改善です。
↓家計の改善として、最初におすすめなのが固定費の節約です。作業量に対して得られる節約額が大きいため、タイパが非常に良いです。
それに、今まで「S&P500や全世界株インデックスでコツコツ積み立てをしていこう!」と考えていた人が、この記事を読んで「日経平均株価が上がったし、日本個別株を始めた方が良いのかな…」と焦る必要は全くありません。
私は高配当株投資をやっていますが、資産形成のメインはあくまでインデックス投資です。
資産形成の王道はインデックス投資です。高配当株投資ではありません。
インデックス投資の方が合理性が高いですし、ほったらかしで良いので誰でもできます。
最高値更新ニュースは目立ちます。だから、いろんな感情が生まれて迷いますよね。でも「焦らず無理のない金額を投資する」という前提は変わりません。
以上が注意点でした。大事なことなので最初に書いておきたかったことです。
- 王道はインデックス投資。高配当株投資ではない
- それでも興味があるなら、少額から始める
では、以下の順番で解説をしていきます。
以下で紹介する銘柄選択
SBI証券を使った優良銘柄の見つけ方
まず初めにSBI証券を使った銘柄検索方法をご紹介いたします。
①ログイン
SBI証券にログインし、「国内株式」をクリック。
②銘柄スクリーニングへ
すると、こんな画面になります。
ちょっと下の方に行くと「銘柄スクリーニング」があります。クリックします。
③絞り込み画面へ
すると以下のような画面になります。
上記画面で、「自分の求める銘柄の条件」にチェックを入れて検索して絞り込みをしていけばOKです。
④基本情報の絞り込み
私の場合、「基本情報」で「すべての市場・すべての規模・すべての業種」を選択します。
⑤財務の絞り込み
「財務」のタブをクリックします。
ここで、私の場合は以下のような絞り込みをしています。
※以下でご紹介する数値的な基準はあくまで私の場合です。
配当利回りに関しては以下です。
配当利回り
(1株あたり配当金)÷(株価)をパーセントで表したもの。
1株100円の場合、1株あたり配当金が4円なら配当利回り4%となる。
私の場合、配当利回りが約4%以上のタイミングで購入をしたいと考えています。ですので、配当利回り3.5%以上の銘柄に絞っています。
今後、株価が下がれば配当利回りが4%に上がる銘柄もチェックしたいので、下限を3.5%としています。
※このスクリーニング機能をいじると面白いので、下限を「3%」にしたりして検索してみることもあります。
ROEに関しては以下です。
自己資本は、企業が株主から預かっているお金。企業が株主から預かっているお金を元に、どれだけの利益を上げているか?を判断できる数値。
ROEは投資の神様ウォーレン・バフェットも重視している数値です。
日本株の場合、ROEは平均で6〜7%程度と言われています。なので、8%以上であればかなり「自己資本を効率的に使い、利益を出せている企業」と言えます。
自己資本比率については、以下のように50%以上が良いと考えています。
総資本に対する自己資本の割合で、会社経営の安定性を表す数値。自己資本比率が高いほど倒産しにくい。
流動比率については以下です。
(流動比率)=(流動資産)/(流動負債)で計算できる。
- 流動資産:1年以内に現金化できる(支払いに使える)資産
- 流動負債:1年以内に返済しなければいけない負債
流動比率は200%以上が良いと考えています。要は、「すぐに使える現金が、すぐに返さなければいけない借金の2倍以上あった方が良い」と考えているということです。
以下は、売上高の変化率と営業利益率です。
業績右肩上がりの企業が良いので、おおまかに変化率プラス(0以上)としています。
また、営業利益率は10%以上が良いと考えています。
売上高に対する利益の割合で、企業の収益性を計る尺度。
営業利益率が10%以上であれば優良企業と言われている。
⑥検索
以上のように絞り込みの条件を設定したら、下の方にある「検索」をクリックし、絞り込まれた銘柄を見ます。
⑦検索結果を確認
すると、以下のように検索結果が出てきます。「Myスクリーナーに保存」を押せば、次回からは条件の設定なしでスクリーニングができるように登録ができます。
⑧さらに絞り込み
この銘柄の中から、さらに以下のことを調べていきます。
- IR BANKで決算を確認
- 業績が右肩上がりか?
- 営業CFが常にプラスか?
- 配当性向が30%〜50%か?
- EPS、BPSが右肩上がりか?
- 負債が最近増えていないか?
- 配当金は右肩上がりか?
- 赤字・減配は今まであったか?
- 企業の決算資料を確認
- 企業の強み・弱み・リスクを確認
- 配当政策の内容は?
- 不祥事の有無を確認
わからない用語は調べつつ、時には他の高配当ブログの考えを参考にしつつ、「今後10年、20年と配当金を出し続ける利益を上げられる企業かどうか?」を判断します。
SBI証券をつかわない優良銘柄の見つけ方
SBI証券を使わない場合でも、銘柄スクリーニングを無料で行うことができます。
①みんかぶへアクセス
みんかぶの銘柄スクリーニングを開きます。
※この記事はみんかぶのPR記事ではありません。他のスクリーニングサイトでも同様のことをやれば良いだけです。
②検索条件の追加
画面下の方にある「検索条件を追加する」をクリックします。
③条件を選択
「よく使う条件」タブの、
- 配当利回り
- 自己資本比率
- 3年平均売上高成長率
- 売上高営業利益率
にチェックを入れます。
次に「こだわり条件」タブの、
- ROE
- 配当性向
にチェックを入れます。
次に、「検索条件を決定する」をクリックします。
④スクリーニング条件を決める
この画面で、スクリーニング条件を決めていきます。※以下でご紹介する数値的な基準はあくまで私の場合です。
配当利回りに関しては以下です。
配当利回り
(1株あたり配当金)÷(株価)をパーセントで表したもの。
1株100円の場合、1株あたり配当金が4円なら配当利回り4%となる。
私の場合、配当利回りが約4%以上のタイミングで購入をしたいと考えています。ですので、配当利回り3.5%以上の銘柄に絞っています。
今後、株価が下がれば配当利回りが4%に上がる銘柄もチェックしたいので、下限を3.5%としています。
※このスクリーニング機能をいじると面白いので、下限を「3%」にしたりして検索してみることもあります。
「配当性向」に関しては50%以下としています。長期的に配当を維持・増配できる適切な水準が、「配当性向50%以下」と考えているためです。
当期純利益のうち、どれだけを配当に回したかを示す。
(1株当たり配当額)÷(1株当たり当期純利益)で求められる数字です。
配当性向が100%近い銘柄でも投資をすることはありますが、長期的に100%を維持できるとは考えていません。
- 配当性向100%:今年の儲けを全て配当金に回した。
- 配当性向が0%:今年の儲けを全て会社の蓄えとした。事業の成長に向けた設備投資などにお金を使う予定なのかもしれません。
配当性向は、0%だから悪いとか、100%だから悪いという数値ではなく、その企業の成長戦略などによって変わります。
例えば、GoogleやAmazonは無配当ですので、配当性向は0%です。
利益を次の成長のために使っている企業は、自然と配当金は低くなります。
自己資本比率については、以下のように50%以上が良いと考えています。
総資本に対する自己資本の割合で、会社経営の安定性を表す数値。自己資本比率が高いほど倒産しにくい。
3年平均売上高成長率は以下です。業績右肩上がりの企業が良いので、おおまかに変化率プラス(0以上)としています。
営業利益率は10%以上に設定しています。
売上高に対する利益の割合で、企業の収益性を計る尺度。
営業利益率が10%以上であれば優良企業と言われている。
ROEは以下のように、8%以上としています。
自己資本は、企業が株主から預かっているお金。企業が株主から預かっているお金を元に、どれだけの利益を上げているか?を判断できる数値。
ROEは投資の神様ウォーレン・バフェットも重視している数値です。
日本株の場合、ROEは平均で6〜7%程度と言われています。なので、8%以上であればかなり「自己資本を効率的に使い、利益を出せている企業」と言えます。
以上のように条件設定ができたら、「この条件で検索する」をクリックします。
⑤検索結果を確認
すると、以下のように検索結果が出てきます。
「条件保存」を押せば、次回からは条件の設定なしでスクリーニングができるように登録ができます。※みんかぶへの無料登録が必要です。
⑧さらに絞り込み
この銘柄の中から、さらに以下のことを調べていきます。
- IR BANKで決算を確認
- 業績が右肩上がりか?
- 営業CFが常にプラスか?
- EPS、BPSが右肩上がりか?
- 負債が最近増えていないか?
- 配当金は右肩上がりか?
- 赤字・減配は今まであったか?
- 企業の決算資料を確認
- 企業の強み・弱み・リスクを確認
- 配当政策の内容は?
- 不祥事の有無を確認
わからない用語は調べつつ、時には他の高配当ブログの考えを参考にしつつ、「今後10年、20年と配当金を出し続ける利益を上げられる企業かどうか?」を判断します。
- SBI証券
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投資デビューにおすすめ!ネット証券最大手。「S株」では取引手数料0円で日本株の投資が1株から可能。 - 楽天証券
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↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!