こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株を始めるならこの29銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 【ふゆこなら】今、日本・米国高配当株は買う?
- 【ふゆこなら】今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※2025年3月27日時点での情報を元に作成した記事です。
今から高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券と楽天証券です。
- 日本株に1株から少額投資が可能
- 手数料が最安クラス
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という証券会社で、日本株への投資を始めたい方にオススメです。
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注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものです。
- 長期的に安定した配当金を得たい
- 業界分散によってリスクを抑えたい
- あわよくば株価の上昇も狙いたい
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全くNGでない銘柄も「投資しない」「NG」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資では何をやっても自由です。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」と言われても
何から始めたら良いの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
と迷ってしまいますよね。
今回の記事は、そんな疑問に答えています!
今回の記事は「私ならこうする」「私はこう考える」という事例であって、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
株式投資なので元本保証ではありません。自己責任でお願いいたします。
↓詳しくはこちらの記事で解説しました。


最近の株価指数・円建て米国高配当株
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。

先進国の株価指数はは3月と比較すると、ほぼ横ばい。
景気に関する指数(総合PMIの速報値など)を見ると、景気は以下です。
- ヨーロッパ:ほぼ横ばい・ちょっと右肩上がり
- アメリカ:右肩上がり
- 日本:右肩下がり
日本はみなさんが感じている通り、実質賃金の低下(物価増の割に収入が増えない)により、消費活動が減っています。
円とドルで見た日経平均
日本株取引全体のうち、6割は海外投資家と言われています。そのため、参考までに「ドルで見た日経平均」について毎月報告しています。
日経平均株価の円建てとドル建ての比較が以下です。

ドル建ても円建ても、ここ1ヶ月間は横ばいです。
円建てで見ると「高値圏」という印象ですが、ドル建てで見ると「2021年1月の価格に戻りつつある」「ここ1年間は横ばい」という印象です。
円建てSPYD、VYM、HDV
円建てSPYD、VYM、HDVのチャートは以下です。2019年1月1日の価格を基準として、何%変動したかをグラフにしました。

↓円建てで見ると、最高値からの値下がり率はこちら。

どれも値下がりしているので、個人的には購入したいタイミングです。私は余裕資金の範囲内で、数株ずつちょいちょい買う予定です。
個人的には、SPYDは特に買い時ですね。
↓私はSPYD20株、VYM10株、HDV10株を購入しました。

とはいえ、「ふゆこがそう言うならSPYDを余裕資金ギリギリまで買おう」という判断はしないでくださいね。
- 購入直後、SPYDふくむ米国株が暴落する可能性は十分にあります
- あくまで、リスク許容度に応じた投資を
- 高配当株を買い増すより、インデックスを買い増す方が良いかもしれません
買うタイミングも分散するのが私のやり方なので、たとえば「5%マイナスになったから一気に買う!」ということはしません。
新規登場銘柄
今月、新たに配当利回り3.75%以上の銘柄として登場したのは12銘柄でした。12銘柄中、検討余地があると思ったのは1銘柄です。

NG銘柄は以下の理由で「投資をしない」と判断しました。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
私は、「こびと株の10条件」をもとに高配当株を選んでいます。こびと株さんのブログはこちら。こびと株さんは高配当株ブロガーで、配当金だけで基礎生活費を支払うことができています。
「NG銘柄の特徴について、もっと具体的に知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
気になった1銘柄の財務まとめ
気になった1銘柄[4481]ベースの財務まとめが以下です。

[4481]ベースは、システム受託開発を主に行うBtoB企業です。※ネットショップ作成サービスのBASEとは違う会社です。
[4481]ベースは一言で言えば、高収益・売上増加傾向・無借金経営の好財務銘柄です。
↓ROE・営業利益率はこちら。増加傾向な上に数値自体もかなり高いです。最高!


↓EPS(一株あたり純利益)はこちら。配当金の源泉となるため、増加傾向が望ましいと考えています。めちゃくちゃ増加しています。最高です。

↓配当推移はこちら。2017年に減配していますが、直近8年間は増配でした。

「売上100億円を達成するまで、配当性向50%をキープする」という趣旨の内容が、決算短信の資料に書かれていました。
EPSは右肩上がりなので、配当性向50%をキープしてくれるのであれば当面は増配傾向が続きそうです。
↓競合他社との比較。他社と比べても、[4481]ベースは倍以上の営業利益率です。

- 特定企業への偏り:売上のうち富士通、野村総合研、みずほ証券、NTTデータGSLが70%を占める
- 日本経済への偏り:売上全体のうち、国内売上が80%
- 中国リスク:売上全体のうち、中国売上が20%
- 中国リスク:中国人の従業員が多め
- 流動性リスク:時価総額576億と小型株
- IT人材不足が深刻化する業界環境
[4481]ベースでは、中国人の従業員が多めです。そのため、今後の日中関係によっては、従業員の減少から人材不足となる可能性もあります。
あとは、事業内容自体に大きな強みはないかも?…と思ったのが個人的な意見です。
2025年3月27日現在の配当利回りは3.4%です。
超・高配当!というわけではないですが、財務が良いので監視リストに入れました。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら以下の29銘柄に投資します。

緑色になっている銘柄は景気敏感株です。
この29銘柄全体での配当利回りは4.03%です。資金を10万円としています。
個人的には、今は高配当株をたくさん買いたくなるようなバーゲンセール状態ではないです。
個人的な予想ですが、相場全体が下落するような「暴落」が数年に1回来るので、そういう時まで資金を待機させておけば良いかなと考えています。
「資金を待機させることによる、機会損失があるのでは?」というご指摘もあると思いますが、そういう意味ではインデックス投資を淡々と積立する方が良いですね。
何度か言っていますが、私は「投資をやったことがない初心者」さんに高配当株投資はおすすめしません。
「インデックス投資に慣れたら、次は高配当株投資をやるべき」とも思いません。
インデックス投資だけでも、資産形成は十分です。
※以前は「初期資金を30万円」としていたのですが、初心者さんからすると高額すぎるかと思い、10万円にしました。
初期資金が10万円以上ある方は適宜調整していただければと思います。
下記は今回の業界構成比率です。

今月の29銘柄を参考にしたい方向けの注意点は以下です。
- サービス業、卸売業に偏っているため、業界の偏りに注意
- 景気敏感株ばかり購入すると、配当金&株価が景気に左右されやすいため注意
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
1つの会社や、1つの業界に集中投資するのはリスクが高いと考えています。
極論、その会社や業界が潰れたら一気に資産がなくなりますからね。業界ごとに株価の値動きは似ている傾向にあります。
ただし、「今月から高配当株投資を始めたい!」という方は今月で無理に分散しようとしなくて良いと思います。ゆっくりポートフォリオを作り上げていけばOKです。
私ふゆこも、最初は沖縄セルラーという銘柄を2株だけ・5,000円で購入するところから始めました。
数年かけて徐々に分散していきました。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、数百万円という大金をいきなり投資するのは怖いですよね。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
- SBI証券なら「S株」サービス
- 楽天証券なら「かぶミニ」サービス
を利用すれば、
- 売買手数料が0円
- 少額から・分散しつつ
- 優良な高配当株に投資できる
※楽天証券の日本株売買手数料0円適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要です。
というメリットがあります。
SBI証券の方が、S株対象の銘柄数が多いので個人的にはおすすめしやすいです。ただ、楽天証券も魅力的なのは間違いないですので、「SBI証券か?楽天証券か?」については、好みの問題かなと思います。
- SBI証券
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/
投資デビューにおすすめ!ネット証券最大手。「S株」では取引手数料0円で日本株の投資が1株から可能。 - 楽天証券
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初心者にも操作しやすい!「かぶミニ」では取引手数料0円で日本株の投資が1株から可能。※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要
私は実際にSBI証券で日本株を購入しています。
活用して資産形成に役立てましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!




