こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株を始めるならこの27銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※2024/3/29時点での情報です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券と楽天証券です。
- 日本株に1株から少額投資が可能
- 手数料が最安クラス
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という証券会社で、日本株への投資を始めたい方にオススメです。
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↓この記事の動画版はこちら!
注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものです。
- 長期的に安定した配当金を得たい
- 業界分散によってリスクを抑えたい
- あわよくば株価の上昇も狙いたい
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全くNGでない銘柄も「投資しない」「NG」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資では何をやっても自由です。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」と言われても
何から始めたら良いの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
と迷ってしまいますよね。
今回の記事は、そんな疑問に答えています!
今回の記事は「私ならこうする」「私はこう考える」という事例であって、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
株式投資なので元本保証ではありません。自己責任でお願いいたします。
↓詳しくはこちらの記事で解説しました。
最近の株価指数
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
2月〜3月の株価指数は、世界的に上昇傾向でした。特に、日本株の上昇が目立ちますね。
- 日経平均:2024年2月22日、1989年以来の最高値更新。3月4日には初の4万円台へ。
- 東証株価指数:2024年3月6日、2730.67ポイントと34年ぶりの高値に。まだ史上最高値(2884.80)を更新していない。
日本株について、株高すぎて買う気にならない人もいると思いますが、私はまだまだ上がる余地があると考えています。
↓こちらは、円で見た日経平均(青色)と、ドルで見た日経平均(赤色)の比較です。
2024年2月の日本株は、1月と同様上昇しました。その理由は、海外投資家が日本株を購入しているからです。
- 円で見ると「日本株は高値で、買うのが怖い」と思うようなチャートになっている
- しかし、ドルで見ると「まだまだ上がりそう」という印象
日本株を今購入している海外投資家たちは、ドルの目線で日本株を見ています。私たち日本人とは感覚が違うことは、知っておいた方が良いかなと思い、ここでドル建ての日経平均についてご紹介しました。
ということで、私個人としては
- 株高だからといって日本高配当株を全く購入しないのは良くないかも
- ドルで見ればまだ株価上昇の余地はある
- 株価が上がらない可能性もある
- 未来はわからない
という理由で、「財務優良な銘柄を引き続き購入していく」というスタンスです。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は434社です。2月よりも高配当銘柄数が減りました。日経平均株価は上がりました。
↓最近SBIから発表された、日本高配当株、VYM、SPYDの投資信託についてこちらの記事で解説しています。
新規登場銘柄
今月、新たに登場した銘柄は下記の7銘柄でした。
赤いところが私にとってのNGです。愛せない銘柄ばかりでした。
NG銘柄の特徴は以下です。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で投資をしたくないと考えています。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄がNG銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
[4318]クイックに関しては、配当利回りが上がったら買いたいと考えています。
[4318]クイックの財務
[4318]クイックに対する私の見解は以下です。
- 業績は右肩上がりで、財務健全
- コロナ禍でも営業利益率9.64%
- 増配傾向
- 人材サービス業。看護師など特定領域の人材紹介が軸。
- 専門職向け求人サイトでは業界トップクラスの登録者数。
財務のまとめが以下です。
惜しいところもありますし、配当利回りは3.35%(2024年3月29日現在)のためちょっと低めですが、財務が良いです。なので、配当利回りが上がったタイミングで購入したいと考えています。
↓売上・利益は過去最高を更新しました。
↓[4318]クイックの営業利益率です。
新型コロナウイルスの影響により、一時的に営業利益率は落ちました。しかし、それでも9.64%です。それに、長期的に増加傾向です。
↓ROEは21%と非常に高いです。自己資本利益率が高いと「自己資本を効率的に利益に回せている状態」ということになります。投資家としては重要視したい指標です。
↓配当推移です。2021年3月期に一回一円の減配をしました。それ以外は増配傾向です。
企業サイトのIR情報を見ると、「配当性向は40%を基本方針とする」と書いてありました。適切な範囲だと思います。
↓有利子負債比率は年々減っており、2023年3月期は0.88%です。
有利子負債比率は、有利子負債が自己資本の何%かを示した数値です。0.88%なので、ほぼ無借金経営ですね。
↓EPS(1株あたり純利益)は、企業が配当金を出す源泉となる指標です。高配当株投資では必ずみておきたいところですね。右肩上がりです。
[4318]クイックは、専門職に特化した人材サービスを提供している会社です。売上高の73%が人材サービス業です。
↓こちらのように、「看護師 求人サイト」でGoogle検索したら一番上に出てきました。
日本だけでなく、海外での就職・転職サポートサイト等のサービスも開始しています。海外売上高比率は4%と低いですが、右肩上がりです。
リスクは以下です。
- 人材サービス業界自体の将来性
- 看護師向けサービスの将来性
- 看護師分野の人材ニーズが今後もあるか?
- 現状は看護師ニーズは高い
- 売上が日本に依存している(日本向けが売上高の90%以上)
この辺りに将来性を感じるのであれば、投資をするのもありかなと思います。
もちろん、私の記事を参考になさっている方は「ふゆこ(筆者)が買うならから買おう」ではなく、
- リスクをちゃんと考慮した上で
- ご自分の投資目的・ポーフォリオのバランスを見ながら
投資判断を行なってください。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら以下の27銘柄に投資します。
緑色になっている銘柄は景気敏感株です。
この27銘柄全体での配当利回りは3.76%です。
資金を10万円としています。
[4318]クイックは、先ほど紹介した新規登場銘柄です。
私の場合、冒頭に言ったように
- 円で見ると「日本株は高値で、買うのが怖い」と思うようなチャートになっている
- しかし、ドルで見ると「まだまだ上がりそう」という印象
という理由で、「日本株は高くなっているけど、まだまだ上昇の余地があるかもしれないし、未来はわからない」と考えています。
なので、株高ではありますが、余裕資金を投資していって良いと考えています。
ですが、「株高だから投資を積極的にすべきでない」と考える方もいると思います。その場合、
- 上記銘柄の配当利回り4%以上の銘柄のみを検討する
- ディフェンシブな銘柄(景気に左右されにくい銘柄)のみを検討する
というのも良い戦略だと思います。
下記は今回の業界構成比率です。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
1つの会社や、1つの業界に集中投資するのはリスクが高いと考えています。
極論、その会社や業界が潰れたら一気に資産がなくなりますからね。業界ごとに株価の値動きは似ている傾向にあります。
ただし、「今月から高配当株投資を始めたい!」という方は今月で無理に分散しようとしなくて良いと思います。ゆっくりポートフォリオを作り上げていけばOKです。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、数百万円という大金をいきなり投資するのは怖いですよね。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
- SBI証券なら「S株」サービス
- 楽天証券なら「かぶミニ」サービス
を利用すれば、
- 売買手数料が0円
- 少額から・分散しつつ
- 優良な高配当株に投資できる
※楽天証券の日本株売買手数料0円適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要です。
というメリットがあります。
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↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!