こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株始めるならこの26銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株・米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※11/21時点での情報です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券と楽天証券です。
- 日本株に1株から少額投資が可能
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という証券会社で、日本株への投資を始めたい方にオススメです。
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↓この記事の動画版はこちら!
注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものです。
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない銘柄も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」って言われても
何から始めたらいいの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
ってなりますよね。
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
最近の株価指数
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
10月〜11月の株価指数は、世界的に上昇傾向でした。
- 11/17に米議会が暫定予算案を可決したことで、政府閉鎖は回避
- 米長期金利が低下したことで、株価が上昇
米政府機関閉鎖は回避された
↓の記事で「米政府閉鎖不安」について取り上げました。
経緯は以下です。
- 2023年9月末、民主党と共和党の対立により米政府機関の閉鎖不安は起こった
- 閉鎖すれば、アメリカの信用が下がり、米国株安・世界株安や円高ドル安の可能性も
- 11/17に再び政府閉鎖の不安が巻き起こるのではないか?と言われていた
結局、11/17につなぎ予算が成立しました。
そのため、政府機関閉鎖の不安は当面の間解消されました。
つまり、これによって「政府機関閉鎖によってアメリカ経済が後退するかも」という懸念が減って、投資家たちの不安が和らぎ、株価の上昇につながったのではないかと言われているということです。
もちろん、株価は世界の投資家たちの株の売買行動によって決まるため、原因は複雑であり、単純ではありません。
ただし、後付けですが「こういった理由だろう」と推測を立てることはできます。
- 普段、世界の経済ニュースには関心が持てない…という人でも
- 「自分の投資に関係することなら、ちょっと気になるかも」と思える
- 今回のような「米政府機関の閉鎖」が株価に影響するとなれば、ちょっと勉強する気になる
といった様に世界経済への関心を高めるきっかけになるため、この記事ではこういった内容についても触れています。
米長期金利の低下により株価が上昇
アメリカでは、FRB(アメリカの中央銀行)が、政策金利の利上げを継続してきました。
「利上げ」は、「米ドルの金利を上げますよ」という意味です。
利上げをすると、企業や個人が借金をしにくくなります。
- 企業の借金の支払い利息が増える
- 企業の新たな借入がしにくくなる
- 企業の収益が圧迫される
- 株価が下がる&景気が後退する
という影響があるため、一般的に「利上げをすると景気が後退し、株価が下がる」と言われています。
アメリカでは、インフレが進みすぎて庶民の生活が苦しくなっていました。そのため、インフレを落ち着かせるために利上げを続けてきました。
- インフレを落ち着かせるためにFRBは利上げを行う
- 影響①米国債の金利が上がる
- 影響②米経済が悪化する
今まではアメリカの経済が強すぎて、利上げをたくさんしてきたのに「影響②米経済が悪化する」が起きませんでした。
そのため、「FRBはこれからも利上げをするだろう」と言われていましたし、実際利上げは継続されていました。つまり、米国債投資が美味しい時期が続いたんです。
しかし、今回アメリカの消費者物価指数(CPI)が下がったことを受け、米国債の利回りが下落しました。
米国国内の物価の上昇・下降などの変動を表す経済指数で、「CPI(Consumer Price Index)」とも呼ばれ、米労働省が毎月中旬に公表しています。 衣料や食料品など約200項目の品目の価格の変化を調査して指数化したもので、米国国民の生活水準を示す指標のひとつです。
引用:SMBC日興証券
↓11/14の10年米国債利回りの動き
↓過去1年間の10年米国債利回りの動き。2023年10月末以降、下落。
ということで、以下の2つの出来事によって、
- 11/17に米議会は暫定予算案を可決したことで、政府閉鎖は回避
- 米長期金利が低下したことで、株価が上昇
↓の様に10月末〜11月半ばは株価が上昇しました。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は627社です。10月よりも高配当銘柄数がちょっとだけ増えました。
個人的には、日本高配当株は全体として「割安感はない」と考えているため、「気になる銘柄があればちょいちょい購入」くらいの温度感です。
米国高配当株を買うかどうか?ですが、「株価」「ドル円相場」の2つの要素があるため判断が難しいです。
SPYDに関しては最高値から-20%まで下がったため、人によって判断が別れるところですが私は2023年9月末に追加購入しました。
私は高配当株投資では以下を大事にしています。
- ポートフォリオ全体の配当利回りが3.75%以上
- 長期的に安定した配当金が欲しい
- 配当金だけでなく、株価自体も上がる様な価値のある銘柄が良い
SPYDの直近配当利回りは4.92%。上記の条件を満たすと考えたため購入しました。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。ランキング上位20位はこちら。
赤いところが私にとっての罠銘柄ですね。ほぼ罠銘柄です
今回、[2914]JTが上位20位から外れました。この「高配当株紹介記事」を始めて以来、始めてのことです。
高配当株として名高いJTのランキングが下がったと聞くと「悪いニュースなのかな」と思う方もいるかもしれませんが、これは悪いニュースではありません。
- 1株あたり配当金が下がったわけではなく
- 株価が上がったため、配当利回りが下がった
- 2023年12月期は販売数量増加による増収増益
むしろ、JTは引き続き魅力的な銘柄だと考えています。
そして、罠銘柄の特徴は以下です。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
新規登場銘柄
今月、新たに登場した銘柄は下記の銘柄でした。41銘柄あったため多めです。
ほぼ罠銘柄でした。
ランドコンピュータ
新規登場銘柄のうち、[3924]ランドコンピュータは投資を検討しても良いんじゃないかなと考えています。
財務まとめが以下です。参考にしてください。
(矢印は直近10年の増加⤴︎・減少↓・変化なし→を表します)
これをどう捉えるかはその人の投資スタンスによると思いますが、私としては「少額ずつ買っていきたい」と考えています。
ランドコンピュータはシステム開発や運用を行っている会社です。
ランドコンピュータの強みはこちら。
- 財務が良い
- 50年以上の黒字経営
- 無借金経営
- 減配なし、増配傾向
ランドコンピュータの強みは、「50年以上の黒字経営」です。
過去50年間の間、以下のような出来事がありました。
- 1991年のバブル崩壊
- 2000年のITバブル崩壊
- 2008年のリーマンショック
- 2020年のコロナショック
こんな中でずっと赤字なしというのはかなりの強みですね。
そして無借金経営でもあるため、財務の安定性はかなり高いと考えています。
そして、1株あたり配当金は増加傾向で減配なし。
主なリスク(マイナス面)はこちら。
- 売上高のうち27%が富士通
- 国内売上のみで、海外売り上げがない
- 営業CFが1回マイナスになった
- システム開発自体の将来性
営業CFの推移は以下です。
営業CFは、本業による収入と支出の差額を表します。つまり、本業を行った結果として、手元のお金がいくら「増えたか」または「減ったか」が分かる項目です。(引用:doda)
営業CFはずっとプラスであることが理想だと考えていますが、2017年3月期に一回マイナスになったようです。
もちろん、私の記事を参考になさっている方は
「ふゆこ(筆者)が買うならから買おう」ではなく、
- リスクをちゃんと考慮した上で
- ご自分の投資目的・ポーフォリオのバランスを見ながら
投資判断を行なってください。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら以下の26銘柄に投資します。
この26銘柄全体での配当利回りは4.02%です。
資金が30万円。18万円をこの銘柄の購入にあてて、残りの12万円は待機枠としています。
緑色になっている銘柄は景気敏感株です。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
1つの会社や、1つの業界に集中投資するのはリスクが高いと考えています。
極論、その会社や業界が潰れたら一気に資産がなくなりますからね。業界ごとに株価の値動きは似ている傾向にあります。
なので、理想は業界も分散したいのですが…。下記は今回のセクターです。
現在、銀行株が高騰し、配当利回りが下がっています。
そのため、銀行株への投資を避けた結果、↑のように「卸売業」の割合が高くなりました。
ただ、「今月から高配当株投資を始めたい!」という方は今月で無理に分散しようとしなくて良いと思います。ゆっくりポートフォリオを作り上げていけばOKです。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、そんなお金はないですよね。私もないです。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
- SBI証券なら「S株」サービス
- 楽天証券なら「かぶミニ」サービス
を利用すれば、
- 売買手数料が0円
- 少額から・分散しつつ
- 優良な高配当株に投資できる
※楽天証券の日本株売買手数料0円適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要です。
というメリットがあります。
- SBI証券
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/
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活用して資産形成に役立てましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!