こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株始めるならこの16銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株・米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※10/5時点での情報です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券と楽天証券です。
- 日本株に1株から少額投資が可能
- 手数料が最安クラス
- NISA、新NISA対応
という証券会社で、日本株への投資を始めたい方にオススメです。
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↓この記事の動画版はこちら!
注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものです。
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない銘柄も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」って言われても
何から始めたらいいの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
ってなりますよね。
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
投資ニュース
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
9月の株価指数は、世界的に下落傾向でした。
私は米国高配当株ETFの「VYM」「HDV」を購入しました。円安なのでドル自体は割高ですが、株価自体は最高値よりも10%ほど下がっていたので購入しました。
個人的にですが、私は円安円高を予想せずに投資をしています。(※勉強としてドル円の情報は追います)
長期運用が前提なので、30年後まで時間分散して購入していれば適度に円安円高が均されていい感じになるだろうし、あまり気にしていません。
仮に均されなかったとしても、このまま円の資産だけを増やし続けることにリスクがあると考えています。
9月は本当にいろいろなことがありました。代表的なニュースが以下です。
- 円安 1ドル150円へ
- 世界で金利上昇
- 米政府機関閉鎖懸念
ちょっと色々ありすぎて、全てをこの記事で紹介するのは無理があります。そこで、これらの内容については別の記事で解説することにしました。
そこで今回は、景気の全体感について解説します。
内閣府の月例経済報告を元に、世界経済の傾向を以下の2点について解説していきます。
- 日本の景気は緩やかに回復
- 世界の景気は持ち直し
①日本の景気は緩やかに回復
内閣府の月例経済報告によると、日本の景気は緩やかに回復しています。
- 個人消費は持ち直している
- 企業収益は改善
- 雇用情勢は改善
- 住宅建設は弱まった
という傾向でした。トータルで見れば回復傾向ですが、住宅建設は弱まりました。
- 新車販売台数は増加
- 家電販売は弱い動き
- 旅行・外食は持ち直している
- 日銀短観によると、景気は全規模・全産業で上昇
- 現状判断・先行き判断ともに低下
- 倒産件数は増加
短観(たんかん)。正式名称を「全国企業短期経済観測調査」。
統計法に基づいて日本銀行が行う統計調査。全国の約1万社の企業を対象に、四半期ごとに実施しています。
短観では、
- 企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについてどうみているか
- 売上高・収益・設備投資額等の実績・予測値
など、企業活動全般にわたる項目について調査しています。
出典:日本銀行
- 完全失業率は前月比0.2%ポイント上昇
- 就業率は改善
- 有効求人倍率は持ち直し
- 持家の着工は弱まった
- 貸家の着工は横ばい
- 分譲住宅は弱まった
ということで、以上のように、日本の景気は緩やかに回復しています。
②世界の景気は持ち直し
世界経済は以下のような傾向です。
- アメリカは景気回復
- 中国は低下〜横ばいの間くらい
- インドは緩やかに回復
- ヨーロッパは低下〜横ばいの間くらい
トータルで見れば、世界経済は持ち直し傾向です。
経済のリスクは以下です。
- アメリカの利上げによる景気悪化懸念
- 中国不動産市場の停滞による景気悪化懸念
- 欧州の利上げ、エネルギー情勢による景気悪化懸念
リスクと聞くと、不安に思う方も多いかもしれません。実際、世界情勢についてのネガティブニュースは沢山あります。
こちらの、「サイコロジー・オブ・マネー」という「投資の心理学」について書いてある名著には以下のように書かれていました。
- 人はみな、お金の悪いニュースには敏感である
- 悲観的になるのは人間の本能であり、不可避なもの
- 自分に関係のない悲観的なニュースにも注目してしまう
- 悲観的なものを緊急性が高いとみなす生物は、生き延びて繁殖するチャンスに恵まれるからだ
株価が1%下落したニュースは盛り上がるのに、株価が1%上がったニュースはなぜか注目されにくいんですよね。
ということで、こういった本能を理解しつつ、事実を事実として受け止める訓練をしながら相場と向き合うのが賢明だと思います。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は575社です。8月よりも高配当銘柄数がちょっとだけ増えました。
9月から10月初めにかけて、日本株は下落しました。このため、配当利回り3.75%以上の銘柄は増えました。
日経平均株価は6月のピーク以来、低下傾向です。
自分のポートフォリオを見て、分散のバランスを整えるためにちょっとだけ買うとか、割安な銘柄を見つけたら買うとか、そのくらいで良いと思います。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。ランキング上位20位はこちら。
赤いところが私にとっての罠銘柄ですね。ほぼ罠銘柄です
JTは「人によってはポートフォリオの一部に加えてもいいかな」という銘柄で、「絶対欲しい!」という程ではないです。
三ツ星ベルトは、今まで「検討余地あり」としていましたが
- 財務は悪くないが、配当性向が高すぎる(今期は100%)
- ゴム製品業界売上No.1は[5108]ブリヂストン
- [5108]ブリヂストンは財務◎、配当利回り3.26%。
- なら、株価が下がった頃(配当利回りが上がった頃)に[5108]ブリヂストンを買った方が良いのでは
という考えになりました。
まあ、[5108]ブリヂストンも[5192]三ツ星ベルトも両方買うというのもアリだと思います。「ゴム製品業界の好財務高配当企業を、分散の意味で1銘柄ではなく2銘柄買う」というのもアリですね。
正直、今までの私には「この会社の将来性はどうなのか?」を考える視点が少なかったと考えています。もちろん、
- 今までの財務が良いか?
- 今までの財務が改善傾向か?
も超大事ではあります。過去に赤字を連発した企業に長期で高配当株投資をしたい人はいないでしょう。
そういう意味では、私の今までの動画は一種の数値的フィルタリングとして役に立ったとは思います。
ただ、投資は今後どうなるかが大事です。
今まで私の高配当株記事や動画を参考にしてくださった方には申し訳ないです。
現在は
- 決算書や財務の勉強のために、書籍を3冊ほど読み勉強しました
- 情報収集をする幅も動画を出して訓練していくにつれて広まりました
という現状です。つまり、徐々に私のレベルもパワーアップしていると思います。
今後は将来性の話もしていきたいと考えています。将来性についてはあくまで私の予想という話になりますが、その企業の将来性とリスクの両面を提示していきます。それをどう判断するかは読者様次第です。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
新規登場銘柄
今月、新たに登場した銘柄は下記の銘柄でした。
[3076]あいHD、[2317]システナは、投資しても良いんじゃないかなと考えています。
2銘柄の財務まとめが以下です。参考にしてください。
(矢印は直近10年の増加⤴︎・減少↓・変化なし→を表します)
- 競合他社よりも財務が良い
- 無借金経営
- 減配実績がなく、配当金は増加傾向
- 売上の13%が三菱HCキャピタル。依存度が高いのが気になるが、三菱HCキャピタル自体の財務が良い(三菱HCキャピタルには、私は高配当株として投資しています)ので、まあ問題ないかな
- あとは、「監視カメラやレコーダー等のセキュリティシステム機器の開発」に将来性を感じるか?
- PBRがちょっと高め。買うのは今じゃないかな感
- 競合他社よりも財務が良い
- 業績推移は右肩上がり
- 減配実績がなく、配当金は増加傾向
- 営業CFは2010年に1回マイナスになったことがあるが、それ以降はプラス。増加傾向
- 売上高の10%以上を占める特定顧客はなし
- 国内売上が90%以上。海外売上比率が大きい企業に比べて、日本経済の影響を受けやすい傾向。
- あとは、「端末向け・車載向けソフト開発支援事業」に将来性を感じるか?
- PBRが高め。買うのは今じゃないかな感
これをどう捉えるかはその人の投資スタンスによると思いますが、私としては配当利回りが上がったら買いたいと考えています。
現段階での私の意見ですが、「この業界は伸びる」といった予想は専門家でも外れたりするので、私如きが業界の未来を予想しても当たらないんじゃないかなと思います。
なので、
- 増配傾向(または減配なし)
- 財務優良
- トップシェア等の強みがある
- 不祥事などの問題がない
- 20年以上減配しなさそう
- 投資してもポートフォリオのバランスに問題が出ない
という企業であれば、投資すると判断したいです。
例えば、以前は「たばこ事業は今後厳しいんじゃないかな。JTは財務優良だけど、投資するのはやめておこう」と個人的には考えていました。
この考えの背景には日本の喫煙所の撤廃などの動きもあります。が、それだけではなく「私自身がタバコを吸わず、親近感がない」というバイアスもかかっていると思うのです。
「この業界は伸びないと思う」と感じても、無自覚なバイアスがかかっていたりします。人は、主観から完全に抜け出すことはできません。
「この業界は伸びないと思うから、財務は良いけど投資したくない」というのは、「損をしたくないから特定の業界は避けたい」という欲から来ています。
でも、長期の高配当株投資であれば、分散をした上でトータルでプラスになれば良いはずです。損をする銘柄が少しあっても良いはずです。
逆に言うと「どの業界が今後伸びるかはわからない」ので、「変なバイアスはかけずに、インデックス投資に近い形で業界分散をしっかりする」方が、長期での高配当株投資としては堅実なんじゃないかなと思います。
これについて、みなさまはどう思うでしょうか?何かご意見があればYoutubeのコメントで教えていただけると嬉しいです。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら以下の16銘柄に投資します。
この16銘柄全体での配当利回りは4.06%です。
資金が30万円。18万円をこの銘柄の購入にあてて、残りの12万円は待機枠としています。
緑色になっている銘柄は景気敏感株です。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
1つの会社や、1つの業界に集中投資するのはリスクが高いと考えています。
極論、その会社や業界が潰れたら一気に資産がなくなりますからね。業界ごとに株価の値動きは似ている傾向にあります。
なので、理想は業界も分散したいのですが…。下記は今回のセクターです。
現在、銀行株が高騰し、配当利回りが下がっています。
そのため、銀行株への投資を避けた結果、↑のように「卸売業」の割合が高くなりました。
ただ、「今月から高配当株投資を始めたい!」という方は今月で無理に分散しようとしなくて良いと思います。ゆっくりポートフォリオを作り上げていけばOKです。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、そんなお金はないですよね。私もないです。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
- SBI証券なら「S株」サービス
- 楽天証券なら「かぶミニ」サービス
を利用すれば、
- 売買手数料が0円
- 少額から・分散しつつ
- 優良な高配当株に投資できる
※楽天証券の日本株売買手数料0円適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要です。
というメリットがあります。
- SBI証券
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/
投資デビューにおすすめ!ネット証券最大手。「S株」では取引手数料0円で日本株の投資が1株から可能。 - 楽天証券
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
初心者にも操作しやすい画面!「かぶミニ」では取引手数料0円で日本株の投資が1株から可能。※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要
活用して資産形成に役立てましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!