こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
私は4年前から積立NISAを開始し、年収350万円・貯金40万円から資産1000万円を達成した方法について「節約オタクふゆこ」Youtubeチャンネルで発信しています。
今回のテーマは「年収2000万円の現実」です。
私は先日、資産4000万円を達成しました。資産内訳はそのうち記事にします。
「年収2000万円も突破したし、収入暴露もしてみようかな」と思いまして、今回の記事を書いています。
最後に、「有益じゃないかもしれないけど、年収2000万円になって変わったこと」も公開します。
- 年収2000万円の実際の生活
- 家賃は?
- 生活レベルは上がった?
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個人事業主としての年収2000万円
私ふゆこは元々、以下のような人でした。
- 年収350万円の会社員
- 貯金40万円
- 借金477万円
- 副業も投資もしていない(投資はギャンブルだと思っていた)
この状態から、以下の5つをやったことで年収2000万円に到達しました。※正確には、2023年の個人事業主としての利益が2000万円を超えました。2024年も2000万円以上になりそうです。
- 転職による年収アップ
- 家計改善・節約
- インデックス投資・高配当株投資
- 副業
- 脱サラ・事業を本格化
会社員の年収2000万円とは違い、来年は年収が半減しているかもしれませんし、2倍になっているかもしれません。
厚生年金は納めていないため、将来の年金受給額は会社員よりは低いです。
私の場合はそういった、不安定かつ今後の伸び代も大きく見込める「年収2000万円」です。
年収2000万円を公開することの不安
正直、今回のような記事を公開することに、以下のような不安もあります。
年収2000万円がテーマの記事なんて書いたら、読者の方に引かれてしまうんじゃないか…?
嫌味に思われてしまうかも…。
ですが、私がまだ年収500万円だったころに、「年収2000万円のリアル」「資産3000万円の実情」といった動画を見て、資産形成のモチベーションを上げていたのを覚えています。
ですので、私なりの「年収2000万円の現実」について公開することで、過去の私のような状況にある読者の方のお役に立ちたいと考えています。
普段は資産形成について、真似しやすい・再現性の高い手法を中心にお伝えしています。しかし今回は、私の実感がメインになるため、独断と偏見がメインの内容になっています。ご了承ください。
以上の前提の元、私の実感している年収2000万円の現実5選は以下です。
- 時間を大事にするようになった
- 収入を気にしなくなった
- 犬を飼い始めた
- 生活レベルは少し上がった
- 外食が増えた
①時間を大事にするようになった
最近の仕事時間はだいたい平均して、1日4時間×週5日間です。年間で1042時間働いていることになります。
そうすると、私の時給は19,000円です。
時給が上がると、その分だけ時間が大事になります。
- 「時間を無駄に過ごすと損をする」という気持ちが強くなった
- とはいえ仕事をバリバリやる体力はないので、休むときは全力で休む
- 「時給を増やす能力があろうがなかろうが、人間の1日は24時間しかない」ことをより痛感
収入が上がったことで、「稼ぐことができれば時給は上げられる」という実感は得ました。
しかし、時間は誰に対しても平等で、どれだけ努力しても1日24時間しかありません。なので、相対的に時間の重要度が上がりました。
今までは「お金の節約」を意識していましたが、
今は「時間の節約」も意識するようになりました。
軸にあるのは「目的のない時間を過ごさない」という考えです。
具体的には、以下のように行動が変化しました。
- 休むときは「効率よく」休む
- 仮眠や散歩をする
- スマホでショート動画を見ない
- 時短家電を積極的に取り入れる
- 1日のタイムスケジュールを紙に書く
上記はありふれた内容ですよね。「生産性の高い1日の過ごし方」といったテーマで、ビジネス系Youtuberが発信していることです。
資産形成に取り組み始めた5年前から「これを意識して行動した方が良いんだろうな」と思ってはいました。でも、なかなか習慣化することができませんでした。
私がこれを実際に習慣化することができたのは、以下の2つの理由だと推測しています。
- 実体験からくる「時間が大切である」という実感と、「生産性の高い1日の過ごし方」の知識が両方揃ったから
- すぐに変わることができず、習慣化に5年間かかった
実感と知識が揃い、ゆっくりと時間を大事にするような行動が身についていきました。
ちょっと話がそれます。
「習慣化に5年間かかった」と書いてある通り、私の実感としては人が変わるには時間がかかります。
だから、「全然行動できない」と悩んでいる方は、先週よりも1%でも前に進めているのであれば100点満点だと思います。
私は5年前から「貯金・投資」「効率の良い働き方」「健康・運動習慣」などをテーマに毎日少しずつ自分を変えていきました。
最初は
🌀「自分は全然早起きができないし、筋トレも節約も、自己投資の勉強も続かない」
🌀「全く変わることができない」
と悩んでいました。
しかし、サボったりしながら、なんだかんだで5年間継続。その結果、5年前とはかなり違う自分になることができました。
「塵も積もれば山となる」というのは本当ですが、山になる途中、全然前に進めていないような気がしてしんどい時もありますよね。
まだ何か大きなことを成し遂げたわけでもなく、達成感もない。
そんなときは、
- おおまかな方向性・考え方が間違っていないこと
- 先週よりも今週1%前に進んでいること
を確認し、また再度行動を起こすことが大事です。
- 変化:時間を大事にするようになった
- 教訓:生産性の高い行動の習慣化には、時間がかかった
②収入を気にしなくなった
「年収2000万円」がテーマの記事を書いておいて…という感じなのですが、収入を気にしなくなりました。
年収2000万円、資産4000万円のひとに『収入を気にしなくなった』とか言われてもなあ…
こちとら目先の金が必要で、悩んでるんだよ!
と思う方もいらっしゃると思います。私も借金がありましたし、年収が350万円だった時がありますが、全く同じことを考えていました。
ただこれは、顕在化していない・自覚できていないだけで、収入や資産が低いうちから問題としてはそこにある大事なテーマです。
私の今の実感は以下です。
- 人生全体で考えたら、収入よりも大事なことってたくさんある
- 自分が生き生きと過ごすことを中心に、時間を使いたい
- 生き生きと過ごす活動が、結果的に趣味や仕事になったりする
根っこにあるのは「年収90万円で東京ハッピーライフ」という書籍です。
この本では、以下の現代人の悪循環について指摘しています。私も以前は以下のような順番で考え、悪循環にハマっていました。
- 仕事をしないと生きていけないから、〇〇という職業を自分の「将来の夢」にする
- もっと豊かな生活をしたいから、残業する
- 残業すると疲れるし、趣味の時間もない
この逆のサイクル(良い循環)で生活しているのが「年収90万円で東京ハッピーライフ」の著者である大原扁理さんです。
- 自分にとって快適な睡眠時間・趣味時間を過ごす
- 余った時間で労働する(週2日)
- 時間の余裕と心の余裕が生まれる
「年収90万円」「週2日労働」は極端すぎて真似できない!と思った方が多いでしょう。しかし、考え方の順番を真似することは誰でもできます。
「仕事をしないと生きていけないから、就職する」から考え始めるのではなくて、「自分にとって快適な1日の過ごし方」から出発して、仕事や生き方を決めれば良いのでは?というわけです。
こういった書籍を読んだり、実際に脱サラしたことで「一度きりの人生なんだから、もっと自由に生きても良いのでは?」と思えるようになりました。
以前「会社員でなくなったり、残業しなくなったり、休職したらドロップアウトして死ぬ」くらいに思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
脱サラして年収2000万円まで収入が上がることの再現性は低いとは思いますが、日本であれば「食べていく」ための手段はたくさんありますし、再現性もあります。
そう思えてからは、「収入額や社会的地位ではなく、自分のやりたいことを起点に生きていこう」と思えるようになりました。
- 変化:収入を気にしなくなった
- 教訓:自分のやりたいことを起点にすることで、生きやすくなった
③犬を飼い始めた
私は今年の6月末から、犬と暮らし始めました。
会社員時代にFIRE(経済的自立と早期リタイア)という考え方を知り、真っ先に考えたのが「FIREしたら何をしたいか?」です。
- 会社を辞めて好きな時間に起きる
- 犬と暮らす
- 海外旅行
- 無料塾のボランティア
ただ、会社員として働きながら資産形成を進める中で「いやこれ、FIREする前にやった方が良いのでは?」と気づき、会社を辞めて犬と暮らし始めたというわけです。
とはいえ、会社を辞めて1年後までは収入は低く安定していませんでした。最初の半年は月平均利益が5万円だったため、とても犬を飼える状況ではありませんでした。
※令和5年(2023年)全国犬猫飼育実態調査によると、犬の生涯必要経費は244万円です。月あたり平均14,000円かかります。
最近、収入が安定してきたため犬と暮らし始めることにしました。なので厳密には、「年収2000万円になったから」というのは犬を飼い始めた直接的な理由ではありません。
短絡的に「資産を増やすこと」だけを目標とするなら、極端に考えれば以下のような生活になります。
- ペット・子供なし
- 配偶者なし
- 趣味は無料のものに限定
- 1日のうち殆どを仕事の時間に
私の場合、資産を増やすだけの生活ではなく、なんらかの「無駄なこと」をして人生を楽しみたいと考えています。
無駄というと聞こえが悪いですが、言葉を変えれば「人生は遊び」「楽しく過ごしたい」という価値観です。
犬を見ていると本当に癒されます。
世話やしつけで大変なこともありますが、犬の与えてくれる癒しに比べたら屁でもありません。「愛させてくれてありがとう」という気持ちです。
犬は自分にとって替えの効かない癒しの一つです。
読者の方にとっては、犬ではなく猫かもしれませんし、子供かもしれませんし、もっと他の趣味かもしれません。そういった「自分にとっての唯一無二のもの」のために、今後も大切な時間やお金を使っていく予定です。
「資産形成」と「人生の質」のバランスをとるのに参考になった書籍は以下です。
- 変化:犬と暮らし始めた
- 教訓:「自分にとっての唯一無二のもの」を見極め、人生の質を上げることができた
④生活レベルは少し上がった
脱サラ直後の、収入が月5万円だった頃は以下のような生活をしていました。
- 室温35℃でもエアコンを我慢
- ガソリンがもったいないので外出しない(車必須の田舎に住んでいます)
- マスクが勿体無いので使い回す
- 外食は月1回以下
- 家賃月4万円(3DK)
度を超えた節約生活でした。
特にエアコンの我慢は20代だったからギリギリ可能だっただけです。継続していたら脱水症状などで入院していたかもしれません。全くオススメしない節約方法です。
あと、マスクの使い回しは普通に良くないです。これもオススメしません。
度を超えた節約生活をしてしまった理由は、毎月の家計が赤字で、貯金額が減っていたからです。
当時は収入が月5万円だったため、生活費や税金の支払いだけで毎月15万円ほどのマイナスでした。
資産1000万円の状態で脱サラしたのですが、それでも毎月貯金額が減っていくことの精神的な負担はそこそこありました。
たまたま、株価上昇によって投資していた分の資産は増え、結果的に貯金のマイナスと投資のプラスで、プラマイゼロくらいにはなりました。
でもこれは結果論です。資産額がもっと減っていた可能性も十分にありました。
一方で、現在は以下のような生活です。
- エアコンは我慢しない
- 外食もする
- マスクは1日1枚
- 家賃月6万円(3LDK)
当たり前ですが、エアコンの我慢は効率が悪いため辞めました。
大きな変化は家賃が上がったことです。
今までは仕事部屋と寝室が同じ部屋だったのですが、仕事部屋が欲しいと思い、今は4畳の仕事部屋のあるアパートに引っ越しました。
犬と暮らしたかったこともあり、ペット可の物件に引っ越す必要があったことも、引越しの理由の一つです。
収入は会社員時代の4倍になったわけですが、家賃は1.5倍になりました。
生活レベルは上げましたが、「収入が増えた分だけ」上げることはしない。これが私のモットーです。特に、固定費を上げることに対しては超慎重です。
いまだに、家賃10万円以上はあり得ないと思っています。
しかしこれも、QOLと収入のバランスを考えると、無駄な制限かもしれません。。。
ここは、「節約系Youtuber」としての自分が邪魔をしている気もしますし、良い意味で無駄な浪費を抑える制限をしてくれているかもしれません。
固定費や基礎生活費を上げれば、FIREがその分遠のきます。
年間生活費の25年分を、S&P500や全世界株インデックスに投資し、4%ずつ取り崩すことでFIREが達成可能と言われています。
2022年にうつ状態になったこともあり、「休んでも収入が入る」または「休んでも資産減のダメージが少ない」状態を目指すことは私にとっては非常に大事です。
だからこそ、なるべく少ない支出で生きたいと考えています。
あとは、自分の場合は「良い家に住むこと」の優先順位が低いのだと思います。それより、美味しいご飯とか、家族と喋る時間とか、一人でゆっくり本を読む時間の方が大事です。
- 変化:生活レベルは少し上がった
- 教訓:固定費UPは慎重に
⑤外食が増えた
年収400万円だったころは「年収1000万円以上になれば、食費月10万円くらいかけても良さそう」と思っていました。
しかし実際は、食費は意外と上がりませんでした。外食込みで月平均3万円です。
あと、年収2000万円だろうが10万円は10万円なので「10万円!?高!」という気持ちになります。
- ふるさと納税を活用している
- 「玄米&野菜味噌汁&納豆や魚」が好きだし、健康にも良い
- 友達やパートナーと行く外食は、月1、2回程度
- 楽天ポイントやVポイントを活用
食べるのが好きなので、2ヶ月に1回くらい、3000円〜5000円くらいの外食もするようになりました。
私の毎日の自炊内容は以下です。ケトルでお湯を沸かし、電子レンジを使えば良いだけなので手間がかからず楽です。
- 玄米:大量に炊いておき、冷凍保存
- 味噌汁:味噌と乾燥野菜を混ぜたタッパーを保存
- 納豆:買っておけばいいだけ
- 魚:焼くだけ
最近、チェーン店ではなく、応援したい近所の個人店でご飯をいただいて、自分の住む地域にお金を支払うのが良いのかもと思っています。田舎在住ですので、居住地域の繁栄は私にとって大事なことです。
楽天ポイントやVポイントで支払うことが多いため、外食費用はあまりかかりません。
私の場合は、食事の優先度が高いため外食費が増えました。
しかしこれは人によります。
皆様におすすめしたいのは、「満足度の高かった支出」「満足度の低かった支出」の振り返りです。
私は毎月、以下を振り返っています。
- 満足度の高かった支出:他人への支出、自己投資
- 満足度の低かった支出:自分への消費支出
過去約5年間の蓄積から、以下のことがわかりました。
- 家族との外食、旅行
- プレゼント
- 自己投資(書籍購入、資格取得、コーチング)
- 質の良い仕事道具の購入
- 自分の服やバッグ
- 自分の美容費
- 一人での外食
なので、自分にとって満足度の高いことには集中してお金を使い、自分にとって満足度の低いことにはお金を使わないことを徹底しています。
- 変化:外食が増えた
- 教訓:自分にとって満足度の高いことには進んでお金を使おう
まとめとオマケ(無益版:現実4選)
年収2000万円の現実5選は以下です。
- 時間を大事にするようになった
- 収入を気にしなくなった
- 犬を飼い始めた
- 生活レベルは少し上がった
- 外食が増えた
オマケ(無益版:現実4選)
「有益じゃないかも」と思い、今回の5選から外した内容は以下です。
- 税金の支払いが多すぎて萎えた。去年分の納税+今年の予定納税で、半年の間に1000万円くらい納税した。心に傷を負った。
- 正直、年収2000万円とか意味がわからない。気持ちが追いついていない。なんかこわい。
- 30万円で買った中古車に乗り続けています。
- 年収2000万円になっても、「人生逃げ切った感」「保証されてる感」は特にない。