今回は「貯金できない貧乏人の特徴5選」を解説していきます!
- 貯金できない人が無自覚にやっているNG行動
- 真似するだけで貯金に近づく行動や考え方
今は会社員の給料から貯金をして資産1000万円を達成しました。
でも、私も以前は貯金が全然できていなかったんですよ。
- なんでこんなに頑張ってるのに貯金できないんだろう
- 仕事も大変だし、皆こんなもんなのかな…将来が不安。お先真っ暗だよ
と思っていました。
当時の私は浪費をしていないつもりだったし、最大限頑張っているつもりでした。
でも今の私からすると当時の私は全然ダメです。
そう、今回紹介する「貧乏人」は、私のことです。
今回は以前の私をディスりつつ、皆さんの貯金の助けになるような
- 貯金に大切な考え方
- 貯めたい人がやってはいけないこと
について紹介していきます。
ちなみに、病気、障がい、家庭の事情、子育てなどで貯金が難しい人は無理に貯金しようとしなくて良いと思います。
そういった方は社会福祉で守られるべきですし、そういった方を責める意図は全くありません。
あなたが貯金できないのはあなたのせいではない可能性も十分にあります。
その上で、ある程度自立している(または自立したい)方が、この記事を見れば浪費地獄から抜け出すことができる!というのを目指して記事を作成しました。
↓この記事の動画版はこちら!
結論
今回紹介したい貧乏人の特徴5選は以下の通りです。
- 部屋にモノが沢山ある
- 月の支出を把握しているつもり
- 理由をつけてお金を使う
- 「普通この位使う」マインド
- 保証がないことはしない
- 貯金できていなかった頃の私
- 貯金成功してからの私
を比較して、具体的な経験談として解説していきます。
部屋にモノが沢山ある
私が貯金できなかった頃は、以下の様に考えていました。
- あって損はない
- 必要だから買う
- 1年使っていないものでも「いつか使うかも」と思って、捨てない
当時の私は本気で「必要だから買うし、いつか使う」と思って、服、バッグ、電子機器の小物などを買っていたんです。
本当に必要だったら良いんですけど、実際はそうでもありません。
浪費時代の私が買っていた物は以下の様なものばかりでした。
- 店に行かなければ買わなかった物
- 広告を見なければ買わなかった物
お店や広告というのは、企業のマーケティング部の方達が行動心理学などを駆使して「これを見た人が買いたくなるように」デザインをしています。
何か商品を見て「欲しい!絶対必要だ!」と思った時に「これはデザインされた感情なのでは?」と一回疑ってみるのが大事です。
広告や店の雰囲気につられてなんとなく物を買っているだけだと、貯金はできません。
大事なのは優先順位をつけることです。
貯金できる人は、以下の様な特徴があります。というか、私が貯金できる様になって気づいた変化ですね。
- 自己分析を通して、自分が好きな物や必要な物を明確に理解
- 裏を返すと、不要な物も明確にわかっている
- なので、お金をかけないものが決まっている
- 広告に惑わされずに貯金ができる
- 捨てられるから部屋が片付く
ここまで聞いて、次のように思った方は要注意です。
自分のことはわかっているし優先順位をつけられてるよ!
当たり前でしょw
なぜかというと、貯金できていなかった頃の私もそう思っていたからなんです。
でも今思い返すと自分のことをよく知らないまま、世間の「普通」に合わせてお金を使っていました。
その証拠として買ったけど結局使っていないものとか、勿体無いから年に一回だけ無理やり使おうとして使うとかやっていました。
そのため、実際に次のようなものがある人は、今一度自分を振り返ってみましょう。
- 買ったけど結局使っていないものがある
- 年に一回位、勿体無いから使おうとして無理やり使う
- 無くても良い物が家にある
振り返ってみましょうと言われても、難しいよ…
難しいですよね。そんな方には以下の3ステップがオススメです。
- 「捨てる」「買わない」という行動をとりあえずやってみる
- 「捨ててよかった」「やっぱり買いたいな」等、自分がどう思うか?どう反応するか?を観察してみる
- 「自分が本当に欲しい物」「不要な物」の区別ができる様になる
検証実験を繰り返すんです。
すでにある物を捨てるかどうか判断するコツとして
私はよく次のように考えています。
- 「これを持っていなかったとして、新たに買いたいと思うか?」を考える
- 1年間使わなかったら捨てる
- 「これがなかったら今までの生活はどう変わる?」を考える
あと、新しく物を買う時は次のようにと考えています。
死ぬ時に買っておけばよかったと後悔するか?
必要だから欲しいと思ったけど、それはどういう意味で必要なのか?
「物を買うかどうか」「物を捨てるかどうか」と考える過程の中で自問自答を通して自己分析ができて、自分の中での優先順位がだんだん固まってきます。
結果として、物が減ったので部屋が綺麗になりました。
月の支出を把握しているつもり
次の特徴は「月の支出を把握しているつもり」です。
皆さん、月の支出はいくらですか?
貯金できていなかった頃の私はこう答えていました。
細かく家計簿はつけていないけど、月20万くらいかな
であれば、月20万円なら年間240万円の支出だから、手取り300万円なら年間60万円貯金できるはずですよね。
でも当時の私はそんなに貯金できていませんでした。
つまり、実際は月20万円以上使っていたんです。月の支出を把握できていませんでした。
当時の私は贅沢していないつもりでした。
- 食事の浪費:3千円
- 美容の浪費:3千円
- ガジェットやゲームなどの浪費:3千円
このような無自覚な浪費を繰り返していました。1回1回は3千円の浪費で少ないので「たまには小さなご褒美」とか言いながら浪費をしていました。
だから無自覚だったんです。
でも、これをやるだけで、月4万円の浪費です。
これを自覚するには家計簿をつけるのが一番です。
実際、私は家計簿をつけ始めてから自分の浪費具合に衝撃を受けて、貯金ができるようになりました。
家計簿はマネーフォワードMEというアプリがオススメです。
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家計簿が面倒な方は、スマホのカレンダーなどに浪費で使ったお金の大体の金額をメモしておくのも良いと思います。
私は家計簿だけでなく、カレンダー記録も実際にやっています。
理由をつけてお金を使う
さっきの話でもちょっと出ましたが、私は次のような理由で毎回浪費していました。
- 給料日だから
- 週末だから
- 疲れたから
- 仕事が大変だったから
1回1,000〜3,000円くらいの浪費です。そんなに金額は大きくないですよね。
でも、この理由づけをすると…
- 給料日は1ヶ月1回
- 週末は1ヶ月4回
- 疲れるのはほぼ毎日だけど、我慢して月4回
- 仕事は10回くらい大変だけど、我慢して月5回
つまり、1ヶ月のうち合計14日浪費することに。
月の半分は浪費dayになります。
めちゃくちゃ浪費してますよね。
しかも、「いつも疲れるし仕事は大変だけど、我慢して浪費を抑えている」という感覚もあるので
- なんでこんなに我慢してるのに貯金できないの?
- お金は貯めるのが難しい
- 老後不安、子供無理、家買えない、将来不安
といった考えが日々ぼんやりとずーっと頭の中にチラついて、
- お金と向き合うのが辛くなって現実逃避
- ストレス解消のためにまた浪費をする
という悪循環でした。
これを解決するためにやったことが次のようなことです。
- 家計簿をつけて自分の浪費回数を自覚する
- 転職して仕事のストレスを減らす
- 本を読んで自分の考え方を変える
①家計簿によって家計を見える化。自分が何回浪費しているのかを数字で明確に把握しました。
②転職により、ストレスの根本を解決しました。仕事がストレスない人はもちろん転職しなくてOKです。
「③本を読む」については、以下で詳しく解説します。
本を読む
お金を使ってストレス解消になるのは、ドーパミンが分泌されて快感を感じるからです。
- お金を使って浪費をする
- ドーパミンが分泌され、快感を感じる
- ストレスが解消された気分になる
- しかし、ドーパミンによる快感は一時的。すぐに快感はなくなる
- ストレスの根本は解決されていないため、またストレスが溜まる
- 浪費でストレス解消をしようとするが、同じ量の刺激では満足できない
- 「もっと刺激を」と、より大きなお金を浪費しないと満足できなくなる
だから、「ストレス解消のための浪費をする」というのは良い手段とは言えません。年収1億を稼げるようになって1億円浪費をしても満たされることはないんですよ。
なら、ストレスのために浪費をするのは不毛ですよね。
といったようなことが、様々なお金の本を読むと買いてあります。
他にも様々な納得のいく浪費防止の科学について書いてあったりするので、お金に関する名著は読んでおいて損はないと思います。
お金を貯めるのに役立った本はこちらの動画にまとめました。
「普通この位使う」マインド
次のような考え方でお金を使うのはNGです。
- サラリーマンとして…
- 男(女)として…
- 大人として…
普通ならこのお金の使い方するでしょ
浪費時代の私は「20代の仕事のできる女はこれを買ってる!」みたいなイメージで物を買おうとしていました。服やバッグ、外食などで浪費をしていました。
- 「世の中の普通」は「自分の幸せ」に直結しない
- 「世の中の普通」として認知されているものは、大企業が広告として打ち出したイメージが浸透した結果であることも多い
- 自分が「世間の普通」と思っていることが、実は自分の中の思い込みでしかないことも
以前の私は、↑の様な思い込みに囚われているつもりは全くありませんでした。
これが自分なんだ!私は自分らしく生きてる!
と思って生きていたんです。
そして「これ絶対必要だ!」と思って服を買って、結局気に入らないでクローゼットにしまったままにしたりしていました。
実際は「普通の女性はこれを買うだろうから、私も買うべき」という思い込みに囚われていました。
でも、今思い返してみると「普通の女性」と「自分」にズレがあるので、満足のいくお金の使い方ができないのは当たり前でした。
「自分らしく生きてるはず」と言いつつ、私は結局世間のイメージに踊らされていました。買った服は自分の好きなデザインではなかったんです。
なので満足感は得られないしお金も減っていました。
まさに無駄な浪費です。
こういった思い込みや見栄から切り離して物を買うために、最近は
「山の中で誰とも会わない、SNSもやらない暮らしだったとしても買いたいか?」
と考えています。
誰にも見られないなら、どうやっても見栄を張ることができないので
こういう自問をして自分と世間を切り離して考えるようにしています。
保証がないことはしない
特徴5つ目は「保証がないことはしない」です。
私の動画や記事を見ている皆さんも
この節約オタクふゆことかいう意味のわからんYoutuberの真似をして、貯金を成功できる保証はない
と思って、節約や貯金に踏み切れない人もいると思います。
私もそうでした。
昔、節約系Youtubeを見て「このYoutuberは楽しそうに節約してるけど、試したところで自分が成功できるか分からないよなあ」と思って何もしていませんでした。
節約だけでなく、以前の私は
- 副業で失敗したらどうするの?
- 転職先がブラックだったら?収入が上がらなかったら?
- 本で勉強しても、本買う以上のリターンが得られる保証はないよね
- 成功してる人はきっと自分と違うはずだ
と思って副業、転職、自己投資をしていませんでした。
服やバッグ等を買って無駄な浪費はするくせに、こういうところではすごくケチだったんです。
やる前からマイナス面だけ考えてやらないのはすごくもったいないです。
もし「宇宙に行く!」って言われたら「命の危険とかお金とか大丈夫?」ってなりますけど、
幼稚園児が「小学校で学んだことが将来活かせるとは限らないから小学校に行かない」って言っていたら「行く前から何言ってんの?」って思いますよね。
節約や自己投資で本を買ってみるのは大きな危険はないですよね。
やってみれば良いんです。
ネットや本で紹介されている方法が自分に合うかどうかは、やってみないとわからないんですよ。
だから成功する保証はないけどとりあえずやってみてください。
なんの保証もないことをしていかないと、次に進めないのが人生です。
もちろん、危険なことはしなきゃいいんです。
転職は面接が進んだら年収を提示してくれるので、年収が下がりそうだったら内定を受けなければ良いです。
副業だって、Youtubeは無料で始められますし、不用品を売るのも無料で始められます。ブログは月1000円から始められます。
自己投資だって、本を買って読むくらいなら1冊1,000円くらいです。
節約のYoutubeを見て真似するのだってほぼノーリスクですよね。
だからなんの保証もないけど、失敗しても破滅しない範囲でやってみるというのがすごく大事です。
それに、保証の話でいうと、今のまま何もやらないで大丈夫な保証もないです。
「保証なんてない」なんてネガティブっぽく言いましたけど、
実はなんの保証もないことを試して、自分で道を切り開くのって楽しいです。
それに怪しい情報にさえ気をつければ、よく言われている節約方法や自己投資の方法を真似するだけで成功する可能性は高いです。
実際私がネットの情報の真似事ばっかりやって貯金や資産形成が成功できたので、真似って大事です。
まとめ
以上、「貯金できない貧乏人の特徴5選」を紹介してきました。
- 部屋にモノが沢山ある
- 月の支出を把握しているつもり
- 理由をつけてお金を使う
- 「普通この位使う」マインド
- 保証がないことはしない
一緒に節約・貯金を頑張って行きましょう!