こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株始めるならこの16銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株、米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※7/24時点での情報です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券です。
SBI証券は、日本株の投資をやりたいなら現在トップの証券会社で、手数料が安く取り扱い銘柄数が最も多いです。
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注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものになります。
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない会社も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」って言われても
何から始めたらいいの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
ってなりますよね。
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
投資ニュース
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
7月の株価指数は
- 米国株は上昇
- ヨーロッパ、日本はほぼ横ばい
という結果でした。
米国株は特にハイテク株が上昇しました。半導体やAI関連の銘柄が伸びたんですけども、この半導体・AI関連銘柄は米国だけでなく世界的に株価が伸びました。
7月のニュースはこちら。わかりやすく解説していきます。
- 日本の物価伸び率がアメリカを上回る
- 物価は上がったけど、賃金は上がっていない
日本の物価伸び率がアメリカを上回る
日本の物価伸び率がアメリカを上回りました。
アメリカはインフレが進んでいて、2022年は2021年に比べてあらゆるモノやサービスが8%値上がりしました。つまり、物価上昇率が8%だったんです。
アメリカと日本の物価上昇率の比較はこちら。
2022年の物価上昇率は、2021年と比べて
- アメリカ:7.99%
- 日本:2.50%
出典:IMF – World Economic Outlook Databases (2023年4月版)
この物価上昇率は「消費者物価指数」という毎月発表される指数で判断できます。
そこで今回のニュースでは、2023年6月は2022年6月と比べて物価がどれだけ上がったのか?が発表されたんです。その結果がこちら。
日本がアメリカの物価上昇率を上回ったのは約8年ぶりです。
そこで、下記の2つの点について解説していきます。
- 物価は上がったけど、賃金は上がっていない
- 欧米と比較してどうなのか?
物価は上がったけど、賃金は上がっていない
給料が上がらない!あーー!!絶望!これ以上聞きたくない!
嫌なニュースって聞くだけで嫌な気分になりますよね。
でも、
- 金融リテラシーが上がれば
- 資産を増やすことにつながる
- 将来への不安が減らせる
と、メリットだらけです!わかりやすく解説していきます!
日本では賃金は上がってはいるものの、物価上昇に追いついていません。
このグラフは、文字で表すと下記のような意味になります。
- 物価(灰色)は去年に比べ、2.5%以上上がっている
- 賃金(青色)は去年に比べ、1%〜2%上がっている
- 物価を加味した実質賃金は、どんどん下がっている
- つまり、賃金が物価上昇に追いついていない
もらえる給料の金額は、数字としては少しずつ上がっています。
しかし、普段買うモノがそれ以上に値上がりしているため、実質的には賃金が下がっているようなものです。これが「実質賃金が下がっている」ことの意味合いですね。
日本の2023年6月の物価上昇率は3.3%でした。これをモノとサービスに分けると、下記のようになります。
- 生鮮食品を除くモノ:+4.9%
- 生鮮食品を除く食料:+9.2%
- サービス:+2.3%
こう見ると、すごい歪だね…
- モノの価格は原材料で大きく左右される
- モノの価格が大きく上がったのは、原材料が高くなったせい
- サービス価格は人件費で大きく左右される
- サービス価格はあまり上がらなかった=人件費はあまり上がらなかった
サービス価格があまり上がっていないことからも、日本は適度に物価と賃金が上昇するサイクルに入っていないと言えます。
逆に言うと、サービス価格を上げることが、日本が適切に物価を上げる鍵です。
欧米と比較してどうなのか?
アメリカ、ヨーロッパ、日本の物価上昇率と賃金上昇率は下記です。
- 物価も賃金も伸びが低い
- あまり経済成長していない
- 賃金が物価に追いついていない
- 物価も賃金も伸びが高い
- 経済成長している
- 賃金が物価に追いついていない
- 物価の伸びはアメリカ並みなのに、賃金上昇はそこそこ
- 経済成長している
- 賃金が物価にかなり追いついていない
これは意外な結果ですね。
アメリカは物価も賃金も上がっているから
物価以上に賃金が上がっていてウハウハなのかと思ってた…
アメリカでは、特に中低所得者の生活が苦しくなってしまっています。
私は今まで、「欧米の方が給料が上がっていて羨ましい」なんて思ったりしていました。
でも、これは「隣の芝は青く見える」状態でしたね。米国の中低所得者も苦しい思いをしています。そしてさらに、ヨーロッパは日本以上に物価と賃金の伸び率に開きがあります。
インフレ対策としてのインデックス投資
インフレ、どう対策すればいいのー!?
インフレやデフレなど「社会に振り回される感覚があって辛い!苦しい!」と思う方も多いはずです。
でも、インフレへの対抗策として、今日から自分でできることはあります。
対策案は
- インデックス投資(積立NISA等)
- 家計の見直し、節約
です。
- 全世界インデックス投資によって
- 国ごとのリスクを分散しつつ
- インフレ以上の勢いで資産を増やせる可能性が高い
基本的に
- インフレによって
- 企業は自社製品の価格を上げ
- 収益が増え
- 株価も上がる
という仕組みになっているため、インデックス投資はインフレを内包しています。長期でのインデックス投資は、インフレに対抗できる仕組みが含まれているということです。
一方で、未来の株価が上がるかどうかなんて誰にもわかりません。インデックス投資では、暴落する年もあるため「絶対増える」と思うことは危険です。
- インフレ対策として、貯金だけでなく投資も必要
- しかし、投資は元本保証ではない
現金での貯金も、株式投資も一長一短です。メリットとデメリットは表裏一体のものです。
自分のバランスを考えて、慎重に冷静に検討するのが大事ですね。
私としては
- インデックス投資を中心に
- 日本と米国の高配当株投資を継続
のスタンスです。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は576社です。6月よりは高配当銘柄数が減りました。
日経平均株価は6月のピーク以来、ほぼ横ばいです。
あまり日本高配当株を積極的に買いたい水準ではないですね。
自分のポートフォリオを見て、分散のバランスを整えるためにちょっとだけ買うとか、割安な銘柄を見つけたら買うとか、そのくらいで良いと思います。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。ランキング上位20位はこちら。
赤いところが私にとっての罠銘柄ですね。ほぼ罠銘柄です
JTは「人によってはポートフォリオの一部に加えてもいいかな」という銘柄で、「絶対欲しい!」という程ではないです。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
今月、新たに登場した銘柄は下記の7銘柄でした。
買いたい!と思える新規登場銘柄は特に無しでした。
[9765]オオバは財務が部分的に良いため、今後監視していきたい銘柄です。
オオバは無借金経営であることも大きなメリットです。
しかし
- 減配したことがある
- 営業CFがたびたびマイナスになる
という点がデメリットです。
これをどう捉えるかはその人の投資スタンスによると思いますが、私としては現在は投資しない判断です。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら、この16銘柄を買います!
この16銘柄全体での配当利回りは3.87%です。
資金が30万円。17万円をこの銘柄の購入にあてて、残りの13万円は待機枠としています。
赤色になっている銘柄は景気敏感株です。
現在、日本株は高騰しています。
そのため、
- 財務優良
- 安定配当
- 株価が割安
- 配当利回りがポートフォリオ全体で3.75%以上になるようにする
上記の4つの条件を満たす銘柄を厳選すると、16銘柄にまで減ってしまいました。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
1つの会社や、1つの業界に集中投資するのはリスクが高いと考えています。
極論、その会社や業界が潰れたら一気に資産がなくなりますからね。業界ごとに株価の値動きは似ている傾向にあります。
なので、理想は業界も分散したいのですが…。下記は今回のセクターです。
今月紹介した高配当株はたったの16銘柄。
そのため、業界分散もうまくできていません。特に銀行・金融関連の株に集中してしまっています。
ただ、「今月から高配当株投資を始めたい!」という方は今月で無理に分散しようとしなくて良いと思います。ゆっくりポートフォリオを作り上げていけばOKです。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、そんなお金はないですよね。私もないです。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
SBI証券なら「S株」サービスを利用すれば、20万円からでも分散しつつ優良な高配当株に投資できます。
活用して資産形成に役立てましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!
Youtubeコメントお返事
Youtubeでいただいたコメントにお返事します!
コメントありがとうございます!すごく嬉しいです。
私は以前、
- お金持ちはずるい・汚い
- だって、こんなに頑張っている自分が稼げないんだから
- お金持ちはきっとズルをしている
と思っていました。捻くれていましたね笑
当時の私は社会の仕組みを理解していませんでしたし、すごく自己中心的で独りよがりでした。頑張っていても、努力の方向を間違えていたら稼ぐことはできません。
- 「感謝されること」は、社会にとって価値のあること
- 価値のあることは、報酬としてお金を頂ける傾向にある
と考えれば、「お金持ちはありがとうと言われた総量の多い人」と言えそうです。
結局、人の求めることをしていくことが自分にとっても社会にとっても得ですよね。
- 個人が働いて会社や社会に利益をもたらす
- 社会全体が発展する
- 良い製品・サービスが増えて自分の生活が豊かに
という良いサイクルにつながります。私たちが投資をしている全世界株や日本株の株価が伸びることにもつながります。
日々の生活では「仕事・プライベートの時間・投資」を分けて考えがちですが、全て世界と繋がっている出来事なんですよね。
一方で、「感謝されるけど儲からない仕事」もあります。
- 障がいのある方や高齢者の方への介護
- 学童保育のボランティア
- 動物愛護のボランティア
他にも色々と、「感謝されるけど儲からない仕事」がたくさんあります。
個人的には、こういう仕事に「稼げた人が寄付や納税という形でお金を回す」のが大事なんじゃないかなと思っています。私は最近、
- 母校への寄付
- 学童保育のボランティア
を検討しているところです。