こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株始めるならこの24銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株、米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※5/25時点での情報です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券です。
SBI証券は、日本株の投資をやりたいなら現在トップの証券会社で、手数料が安く取り扱い銘柄数が最も多いです。
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↓この記事の動画版はこちら!
注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものになります。
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない会社も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」って言われても
いや、何から始めたらいいの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
ってなりますよね。
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
投資ニュース
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
どの国も堅調な値動きですね。
5月のニュースはこちら。順番に解説していきます。
- ①日本株が急上昇
- ②アメリカの債務上限問題
ニュース①日本株が急上昇
5月は日本株が特にすごかったです!
↓は過去10年間の日経平均株価。
海外投資家を中心に日本株が買われています。5月22日には、33年ぶりに3万1000円台まで急上昇しました。
日本高配当株への投資家としては、嬉しいニュースですね。
海外投資家はなんで日本株を買っているの?
日経の記事では、海外投資家が日本株を買う理由を下記のように説明しています。
※かなり噛み砕いています。
海外投資家「日本企業、本来の価値よりも過小評価されてね?」
海外投資家「優良なのに株価が安い企業がある!買っとこ!」
海外投資家「まあ、日本企業の今後の施策次第では売っちゃう可能性もあるけどね。ちゃんと有効な施策出してくれないと困るよ」
結局は「今後も株価が上がるか?」は「日本企業に実質的な高い収益性・資本効率があるか?」にかかってきそうです。
実力が試される時!!
日本株が再評価されているのは日本高配当株投資家として嬉しいのはもちろん、日本人としてなんだか嬉しいですね。日本企業、頑張ってほしいです!
私がつみたてNISAを始めた2019年ごろは「日本株はオワコン」と言われていました。
そのため、つみたてNISAなどでのインデックス投資では
- 日本株インデックスファンドは選ぶな
- 全世界株や米国株を選べ
とよく言われています。時間の流れを感じますね。
それが今やニュースになる程勢いのある子になって…🥲
TOPIXちゃんも日経平均ちゃんも大きくなったねえ…🥲
と、私も親戚のおばさん面をしてしまうレベルです。
ニュース②アメリカの債務上限問題
最近「債務上限問題」って聞くけど、なんのことだかさっぱり分からん
難しいですよね〜!
この記事で誰にでもわかるように解説します!
債務って何?
債務は国の借金です。
今回問題になっているのはアメリカの債務上限問題なので、アメリカの借金の話ですね。
債務上限って何?
「債務上限」は「国の借金の上限」です。
例えば、借金をしすぎた人はそれ以上の借金ができなくなったり、高い金利でしかお金を借りることができなくなりますよね。そうやって家計が回らなくなり、破産するケースもあります。
それと同じで、国も借金をしすぎると破綻の恐れがあって危険だということです。
なので、国ができる借金にも上限が決められています。それが債務上限です。
今回の米債務上限問題って何?
債務上限になるとどうなるの?
今回、アメリカの債務(借金)が上限に達しそうになっています。
債務上限に達するとこんなことが起きます。えらいこっちゃ。
- 政府職員の解雇
- 国立図書館や博物館などの閉鎖
- 社会保障や国防への支出ができなくなる
そのため、2023年5月1日に米国のイエレン財務長官が「早ければ6月1日に財務省の資金が枯渇してデフォルトに陥る可能性がある」と発言しました。
簡単な言葉で言い換えると「これ以上借金できないのやばいよ!借金の上限引き上げないとアメリカ破綻しちゃうよ!」ということです。
デフォルトは国が破産すること。
今回はアメリカのデフォルトについての発言なので「アメリカが借金を返済できない状態になり、信用がなくなる」という可能性について警告しています。。
イエレンさんは「財務省の資金が枯渇したら、借金を返せなくなる。だからアメリカは6月にはデフォルトに陥る可能性がある」と言ったということです。
この発言を受けて、今回「米債務上限問題」が話題になりました。
↓はアメリカの債務上限の歴史です。
アメリカの債務は増え続けていて、そのたびに債務上限を上げてきました。
2020年の新型コロナウイルスにより、アメリカは様々な経済対策を行ったため2021年ごろに債務上限は急激に増えました。
その後も増え続け、いまは31兆ドルを超えています。
結局どうなるの?アメリカは破綻するの?
結局どうなるのかはまだ分からないという状態です。
アメリカは1960年以降、この債務上限の引き上げを78回行ってきました。そのため、債務が上限に達するのは珍しいことではありません。
ただ、今回アメリカがなかなか債務上限を上げる決断に至っていません。
債務上限上げないと破綻の恐れがあるのに、なんで上げないの!?
それは、アメリカの民主党と共和党の対立が理由です。
アメリカで新しい法律が効力を持つには、上院と下院両方の合意が必要です。
債務上限を上げるにも上院下院両方の合意が必要なんですが、現在のアメリカは↓のようになっています。
- 上院(民主党)は上限引き上げを目指す
- 下院(共和党)は引き上げに消極的
民主党はあらゆる問題に政府が切り込む考え方で、共和党は必要以上に政府は関与せず、個人に任せる考え方です。
この考え方の違いが、債務上限問題が長引いている理由と言われています。
ということで、ここ最近の米国株は微増。ちょっと警戒感がありますね。
↓は過去1年間のS&P500です。
専門家の中では「債務不履行になることは考えにくい」という意見の方が優勢のようです。
ただ今回、初心者さん向けに問題を噛み砕いて説明しましたが、実際は結構複雑な問題が絡んでくるようです。なので、この問題自体が長期化したり、株式市場への思わぬ悪影響がないとも言えません。
今月は個人的には下記のスタンスです。
- 米国高配当株は様子見(下がったら買う)
- 日本高配当株は全体的に上がっているので基本買わない(配当利回りが高い銘柄を見つければちょっと買うかも)
- インデックス投資は淡々と積立を継続
ただし、下記も大事です。
- 「自分のリスク許容度以上に投資をしていた!」と気付いた人は投資金額を減らす検討をすることも大事
- 今、日本株を爆買いする人が爆勝ちする未来は否定できない
- 今後15年間全世界株インデックスが下落し続ける未来も否定できない
私は短期投資家ではないですし短期投資で失敗する人の方が多いというデータもありますが、短期投資で成功する人がいるのも事実です。
ということで、投資は自由です。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は686社です。4月よりは高配当銘柄数が増えました。
日経平均株価は爆伸びしたので、あまり積極的に高配当株投資をしたい状態ではないですね。
自分のポートフォリオを見て、分散のバランスを整えるためにちょっとだけ買うとか、割安な銘柄を見つけたら買うとか、そのくらいで良いと思います。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。ランキング上位20位はこちら。
赤いところが私にとっての罠銘柄ですね。ほぼ罠銘柄です
JTは「人によってはポートフォリオの一部に加えてもいいかな」という銘柄で、「絶対欲しい!」という程ではないです。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
今月、新たに登場した銘柄は58銘柄でした。
うち52銘柄は赤字が多かったり、営業利益率が低いなどの理由でNG判定としました。
新規登場銘柄も罠銘柄ばっかり!
新規登場銘柄の中で、期待が持てそうなのは下記の銘柄です。
特に、[7931]未来工業は財務が良さそうで配当利回りも高いので気になります。
今後も監視していきます!
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら、この24銘柄を買います!
この24銘柄全体での配当利回りは4.17%です。
資金が30万円。18万円をこの銘柄の購入にあてて、残りの12万円は待機枠としています。
赤色になっている銘柄は景気敏感株です。
例えば「これを参考に買おうと思っているけど、全部は買えないから5社だけ選んで買おう」という方は赤色の景気敏感株だらけにならない様に注意してください。
セクター、つまり業界はこちらです。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、そんなお金はないですよね。私もないです。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
SBI証券なら「S株」サービスを利用すれば、30万円からでも分散しつつ優良な高配当株に投資できます。
活用して資産形成に役立てましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!