こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回は物欲をなくす習慣・考え方を紹介します!
本来、豊かさを求めてお金を使うのは健全なことです。
昔は物を沢山持っている方が生き残る可能性が高かったため、物欲があるのは人間の本能です。物欲自体は悪くありません。
ただ、ものが溢れている現代では、物欲が資産形成の邪魔をしてしまいます。
最近は物価高で生活が厳しい…
老後・教育・趣味費用を用意したいですよね。
私は会社員としての給料から20代で1000万円の貯金をしました。
貯金ができるようになってから、浪費時代よりも年間100万円以上生活費が下がったんです。家賃、奨学金返済込みで月10万生活をしています。
それでも、浪費時代よりも生活の満足度は上がりました。心もより豊かになったと実感しています。
その鍵は、以下の考え方・知識を身につけたからです。
- 幸せと蓄財を両立する方法
- お金と幸せの関係
- 満足感を失わずに節約をする方法
できるだけ我慢をせずに、物欲をなくす方法があります。その方法は根性論ではなく、科学的・理論的な根拠があります。
知らないだけで損をしている方がたくさんいます。逆に言えば、知れば得をする知識が沢山あります。楽に節約・貯金を成功させるための秘訣を今回はご紹介していきます。
↓この記事の動画版はこちら!
①モノを買っても幸せにならない
物欲を抑える考え方1つ目は「モノを買っても幸せにならない」という事実を知ることです。
社会心理学の研究によって「モノよりも経験を買った方がより満足度が高い」ことが明らかになっています。
こちらの「幸せをお金で買う5つの授業」という本では、「お金と幸福度の関係」について、社会心理学の研究を根拠に解説してくれています。
根拠がちゃんとある本なので説得力がありました。「研究をもとにした本」というと堅苦しい本なのかな…?と不安になる方もいらっしゃると思いますが、読みやすい本でした。
一見貯金と関係なさそうな本ですが、実はとっても関係があります!
生活満足度を下げずに節約するのにすごく役に立ちました!
- 物ではなく経験を買う
- ご褒美にする
- 時間を買う
- 先に支払って後で消費する
- 他人に投資する
- 以上5つの原則に立ってお金を使うことで、最大の幸福を得られることが心理学の研究で明らかになっている
「科学的に満足度の高いお金の使い方」を知れば、満足度の低い浪費がなくなり、貯金が増えます。
私は5年前まで全く節約ができませんでした。
- 1,000円〜3,000円の服やコスメを買うくらいなら安いし、必要なものだ
- 必要なモノを買っているだけなのに、貯金ができない
- 我慢はしたくない
「こんなに我慢しているのに貯金が貯まらないなら、もう資産形成なんて無理だよ」と諦めていました。
しかし、ある時から貯金ができるようになり、29歳で1000万円の貯金に成功しました。
それは、この本を読んで「物よりも経験を買おう」と意識し、実行し始めたからです。
- 服(1年間、靴下以外は買わなかった)、バッグ
- コスメ
- ポーチ、PCやスマホ周りのガジェット
- 新しい車(車必須の田舎に住んでいるため)
- 家族や親友との食事
- 親との旅行、キャンプ
- 本、資格取得の勉強
- 映画・博物館
- 祖父とゴルフ
正直、この本を読んで「この本って信じて良いのかな?だって本当に服は必要だと思って買ってるんだけど…」と疑っていました。
でも、実際に「服を買わない生活」を半年間続けてみたら、意外と服は必要ないことに気がつきました。
必要だと思い込んでいただけで、私にとってはそこまで服は必要ありませんでした。現在は「気に入る服が数着あれば満足」という感覚です。
服がそこまで必要なかったのは、私の場合にすぎません。人によって何が必要で何が不要かは異なります。
私の場合は、半年間服を買わない生活を試してみたら、服がそこまで必要ないことに気がつきました。
しかし、食費を月7,000円まで減らした結果、苦しかったため食費は月10,000円〜20,000円くらいまで上げました。外食もするようになりました。
これは、私の人生で大事にしたいことの優先度が高かったのは「食事」だったからです。この優先度は人によって違います。
何も実行しないまま「自分の大切なもの」を見極めるのは難しいので、まずは実験的に減らしてみるのがおすすめです。
資産形成に必要なのはセンスではなく技術です。
誰でも身につけることができます。
物欲の先にあるのは、際限のない更なる欲です。
以下はイギリスの歴史政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した、パーキンソンの法則です。
- 第1法則「仕事の量は完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
- 第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
収入が上がっただけ、人は使ってしまいます。
「今は年収350万円で、いろいろ我慢しているけど、年収500万円になったらもっといろいろ買えるんだろうな、貯金もできるんだろうな」
と思っていても、実際年収500万円になったらもっと高いものが欲しくなります。思っていたよりも貯金は増えません。
どれだけ他人を羨ましがっても、上を見ればキリがありません。
どれだけ稼いでも、どれだけ良いものを求めても、日本人は資産額2兆円の柳井さん(ユニクロの社長)に勝てません。
なので、「モノではなく経験を買う」といった基準を設けて、その通りにお金を使う。それによってより満足度の高い・効率の良いお金の使い方をしよう!というわけです。
今日からできる「物欲をなくすオススメ対策」が以下です。
- 物ではなく、経験を買う
- 特定の種類の物を買うのを半年やめてみる(ふゆこの場合:服)
②自分が見るものは「売るために設計された商品」
③「目的のないSNS・テレビ」をやめる
私たちの普段の暮らしは広告だらけです。
- テレビCM
- Youtube広告
- 街、電車にある店や広告
私は目的なくSNSを見ていたとき、以下のような影響を受けていました。
- 動画や記事に出てくる商品が気になる
- 流れてくる広告の商品が気になる
- キラキラしたインフルエンサーと自分を比較して、羨ましくなる・欲しくなる
広告を見るだけで、
へ〜こんな便利なものがあるんだ
でも高いから買えないなあ
と思っていました。
私の場合「お金がないから買えないなあ」と無意識レベルで考えるたびに、うっすらとストレスになっていたんです。
- 悪事を働かずに真面目に生きてるのに
- なんだかうまくいかない
- 貯金もたまらない
- こんなに日々我慢しなきゃいけないのは嫌だ、理不尽だ
とうっすらとずっと思っていました。言語化していなかっただけで、なんとなくモヤモヤとこういった考えが頭の中にありました。
元々買う気がないのに、広告を見たことがきっかけで「本当に便利だから買った方が良いかも」と思ってしまったんです。
それに、お店やネットショッピングの画面を見るとその都度欲しくなってしまっていましたが、
- 店頭のディスプレイ
- ネットショッピングの画面(レイアウトや色使い)
は、そもそも「売るための最大限の企業努力」が詰まったものです。マーケティングのプロたちの戦略が、自分の目の前にあるわけです。売るために設計されたものが目の前にあるわけです。欲しくなくても欲しいと思わされてしまうことが多かったです。
とはいえ、広告を全く見ないのは難しいです。
そこで私がやっている対策は以下です。
- テレビは持たない(電気屋の下取りに出しました)
- 電車の広告や街のお店を見ないようにする
- Youtube Premiumに加入
- 「この会社は広告を出して商品を売っているんだな」「広告費が商品の価格に含まれているんだな」と俯瞰して物事を見る
Youtube Premiumは月額1,280円で、決して安くありません。時間単価で考えれば良いお金の使い方ですが、そもそも収入が少なかった会社員時代は、そんなことも言ってられませんでした。
ですので、手取りが少なかった会社員時代はYoutube Premiumには加入していませんでした。広告が流れた時は以下のことをしていました。
- スクワットする
- 歌う
- 目を閉じる
スクワットによる運動不足解消がストレス削減につながり、ストレスによる浪費を減らすことができたという副次的な効果もありました。
「広告を見ないようにする」のは節約だけでなくメンタルにも良いです。不要な我慢を減らすことができるからです。
以下の動画では、私が貯金・節約できるようになった鍵となったマインド面を紹介しています。
マインドの話はふわふわしがちですが、この動画では徹底的に言語化しましたので、動画を見れば皆さんが具体的に行動に移せるようにしました。
今日からできる「物欲をなくすオススメ対策」が以下です。
- テレビのコンセントを抜く
- 電車の広告や街のお店を見ないようにする
- 広告中に画面を見ず、スクワット
- 「この会社は広告を出して商品を売っているんだな」「広告費が商品の価格に含まれているんだな」と俯瞰して物事を見る
④「とりあえずコンビニ」を辞める
浪費時代、私の外出時の行動パターンは以下です。
- 平日、会社に行く途中にとりあえずコンビニ
- 平日、帰宅途中にとりあえずコンビニ
- 休日、外出途中にとりあえずコンビニ
- 休日、帰宅途中にとりあえずコンビニ
皆様も一回、自分が一週間に何回コンビニに行っているか数えてみてください。私は思ったよりも回数が多くてびっくりしました。
「とりあえずコンビニに行こう」と多くの人に思わせているコンビニ側の企業努力はすごいです。感服いたしました。
これも、コンビニの「店舗の場所」「店の外観」「店に入った後の商品の配置」などが、何回も行きたくなるように設計されているためです。
私の場合、多くが「小腹がすいた」「飲み物がない」という理由でコンビニに寄っていました。なので、私の場合の対策は以下です。
- 外出前、とりあえず水筒に水を入れる
- 外出前、とりあえずカバンにナッツや飴を入れておく
「自分はついコンビニに行ってしまう」という方におすすめの対策は以下です。
- 水筒に水を入れてみる
- 自分がコンビニに何を求めているのか?を考える
- コンビニ以外で代用してみる
⑤熱中できることを見つける
物欲を抑えるおすすめの方法5つ目は「熱中できることを見つける」ことです。
私は浪費時代、以下のような場面で浪費をしてしまっていました。
- 会社の通勤途中になんとなくお菓子を購入
- 休日、やるべきことはあるけどやりたくないので、外出してウィンドウショッピング
- 自宅で座椅子に座ってダラダラしながらSNSチェック→欲しいものが見つかり「そんなに高くないし、必要だから」と購入
しかし、貯金ができるようになってからは以下の行動をしていました。
- 節約にハマり、固定費の節約のためにスマホ乗り換えをする
- 不用品をメルカリで売るために、不用品探しや写真撮影などを行う
- 投資の勉強のために、投資系Youtubeチャンネルを片っ端から見まくる
- 投資・金融・家計改善の名著を読み漁る
- 副業としてブログを始める
- 無料ゲームをやりまくる
これらをやるために、お金は必要ありません。当初の私は投資・副業での成果は全く出ていませんでした。でも、「熱中したから楽しかったし、浪費する時間がなくなった」という大きなメリットがあります。
ちなみに、私は現在はコスパ・タイパを考えて本をKindleで購入しています。しかし、資産形成初期は図書館で借りていました。
「本は図書館か?購入か?」については
- 借りに行く手間・時間
- 本の購入費用
の天秤がどちらに傾くかで、賛否が分かれるところです。
私の場合、資産形成初期は特に収入が低かったです。
そのためプライベートの時間であれば、時間がかかる節約でも効果は大きかったです。そういうわけで、資産形成初期は図書館に行き本を借りていました。
今日からできる対策はこちら。
- 熱中できる好きなことをやる
- 熱中したいことがわからない方は投資の名著を読み漁って新NISA知識をつけるのがオススメ!
- あるいは、↓の記事で熱中できることを探してみる
↓熱中できることを探したい人向けの記事です。やりたいことが見つかります。
↓投資の名著「敗者のゲーム」です。世界累計100万部を超えるロングセラーの最新版。投資で損する可能性を減らせる、一番大事な基本がわかります。
今日からできる物欲対策まとめ
今日からできる対策はこちら。
- 物ではなく経験を買う
- 広告を見ないようにする
- 広告を見たら、「広告費が商品の価格に含まれているんだな」と俯瞰して物事を見る
- 「とりあえずコンビニ」をやめ、「とりあえず水筒」
- 熱中できる好きなことをやる
- 熱中したいことがわからない方は投資の名著を読み漁って新NISA知識をつけるのがオススメ!